橋本絵莉子、完結後初仕事は又吉とMC ゲストとの音楽談議に刺激 弾き語りも
又吉直樹、橋本絵莉子
柴田隆浩、小山田壮平、田辺マモル
又吉直樹×橋本絵莉子、収録後インタビュー
――今日の収録を振り返って。
又吉 すごい楽しかった。音楽もそうですし、お話も色々と聞けたので、僕としては仕事という感じがほとんどなく、特別な飲み会という感じで楽しませてもらいました。
橋本 MCという立場で呼んでくれましたけど、皆さん大人だからいろいろと質問をまわしてくれたりして素晴らしいなと思いました。
――橋本さんはMC初挑戦です。
橋本 難しいですね。白い紙(カンペ)が見えたら、どうやって(話している相手の)目線を外そうと。意識が飛んじゃうというか。
又吉 でも始まる前に、自分(又吉自身)に対して大丈夫かなと不安だったんでいろいろと調べていたら、橋本さんから「間違っていたら言いますね」と心強い言葉を頂いて(笑)。
橋本 任された使命をと。やっちゃいました。すみません(笑)。
又吉 心強かった!
――MCの先輩としてのアドバイスは?
又吉 僕もぜんぜんうまくないですからね(笑)。話を聞いているだけで。でも橋本さんがいらっしゃるから、同業者の方同士で話しやすいじゃないですか。それは凄くあったなと思いますね。
――柴田さんのラブコールも。
橋本 フェスの裏で会わなかったとか、今からしたら全て良かったんだなって。ここで初めてしゃべることがカメラに収められたこと自体が凄いことなんだろうなと思いました。
――最初にオファーが来た時は?
橋本 笑っちゃいました。MC又吉直樹、下に橋本絵莉子って書いてあって。見たことがない並びだったから笑っちゃったのが印象です。
又吉 僕は昔からファンでずっと聴き続けてきて、武道館のライブ(7月・武道館ラストライブ)にも見に行かせて頂いて、その時にご挨拶させて頂きました。
――又吉さんにとって音楽とは?
又吉 音楽は僕にとっても特別なものですね。もちろんお笑いもそうですけど、音楽は常に身近にあるというか。なくてはならいものですね。
――橋本さんは小籔千豊さんとも活動されていましたが、芸人さんにシンパシーは?
橋本 憧れがあります。マイク1本でやることへの憧れが凄くあって。音楽はステージ上に楽器とかいろんなものがあるじゃないですか。人しかいない状態がすごいかっこいいと思っちゃう。同じマイクなのに。
又吉 僕ら芸人は「楽器が出来たらかっこいいのにな」と言っていますから。比較するのもあれですけど、ミュージシャンの皆さんに対しては憧れ、尊敬。憧れというよりも「いつもありがとうございます」という感じですね。
――きょうお三方に会って刺激を受けたことはありますか?
橋本 皆さんそれぞれ音楽や曲に対する思いが様々で、自分にないものを身近で観ると、対バンとかでも凄く刺激になると思うんですけど、こうやって話し合ったり、自分にないところを発見できたから刺激になりましたね。
――完結後は曲作りはされていたんですよね。
橋本 そうです。
――今後、音楽活動は?
橋本 そうですね、ぼちぼち。これから考えようかなと。
又吉 今回も新曲1曲歌われていましたもんね。
――又吉さんが期待するところは?
又吉 そうですね。期待するところはいっぱいあるんですけど、完結後は、同じく尊敬しているチャットモンチーファンと喋っていた時に、完結してここからどうなっていくのかな、と。そのなかでこうやってほしいとかはあまり言いたくないですねと。なんでも好きなことをやってほしいなと思いますね。急にJリーガーを目指しますとなってもそれはそれで応援したいですね(笑)。好きなように、音楽をやってもらってもいいですし。いろんな形があるので、一番やりたいことをやって頂きたいと思いますね。もちろん音楽がそこにあったらどんなタイミングでも嬉しいです、ファンとしては。楽しく過ごしてもらいたいです。
――友人の結婚式で改めて音楽が好きであるということを認識したと話していましたが、この番組を通じて改めて感じたことは?
橋本 やってないこと、味わえなかったことが多くありました。音楽をやるところに存在することを思い出したかもしれないですね。(音楽を)やんないといられないというか、シンプルですけど。
――今後に期待したいところですけど、好きなことをやってくだいね。
又吉 それは僕の考えだから(笑)。皆さん思い思いに。
――ゲストの方で意外な面はありましたか?
又吉 柴田さんはお酒を飲まないとあまり自分のことを言えないと話していたけど、すごく面白かったから、お酒って凄く楽しく作用することもあるよなって。
――ごはんはどうでしたか?
又吉 すごく美味しかった。
橋本 美味しかった。これがないのとあるのではだいぶ違う。話の盛り上がりとか。
――お笑いと音楽の共通項は?
又吉 ミュージシャン同士しか分からないところはあると思う。これを言ったら分かるかなと言い方を変えたりしてやって、もう1個深くいけないなと思っても、ミュージシャン同士だったらいけたりする。もしかしたら。
――涙をながされていましたけど、過去3回で初めて見ました。
又吉 いつも我慢しているんですよ。泣こうと思ったら今でも泣ける。きょうのも、もちろん田辺さんの曲が良いというのもあるけど、蓄積されていったというのはありますね。田辺さんのあの曲が1曲目だったら状況が違ったかもしれない。いろんな曲を聴いていくなかでいろんな感情が開いていって涙出たからあれと。そういうのが面白い。
橋本 順番に歌っていくことってあまりないから。(出演の)出番があったら「ハイ」という感じだから、そこにいるというのが特別でした。
――改めて番組の見どころを。
又吉 いっぱいあるんですけど、橋本さんが完結後初めてお仕事する。そこにここを選んでいただいたことが見どころですし、複数のミュージシャンが出る面白さはそれぞれがどういう風に影響を与え合っているのか。この場もそうですし、いろんなことが聴けるので、楽しめるんじゃないかと思います。
橋本 ライブだったら失敗はありますし、全力でいいところを見てくれというのはあるけど、1曲ずつしゃべって歌うと、無気力なところもあって、そういうのが見れると思う。聞けるし、ふり幅がでかい。柴田さん急にONになるじゃないですか。ダメなんですよと言っておきながら急にスイッチが入るから、それが見どころです。
(おわり)













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