明日花キララ「殻破り新しい事に挑戦したい」進化した演技、自身に重ねた歌
INTERVIEW

明日花キララ「殻破り新しい事に挑戦したい」進化した演技、自身に重ねた歌


記者:木村武雄

撮影:

掲載:19年02月16日

読了時間:約9分

進化した演技力、監督からも高い評価

――谷間部は露出されていますからね。そうしたなかで臨んだ撮影でしたが、明日花さんの演技が自然体で。前回が悪いということではなく、飛躍的に成長してますね。どこかで習ったりとかは?

 藤原監督にも同じような事を言われて。特に習ってはいないんですけど、ただ前作から4年も経っているので、私自身も普通に成長してきて、クリスの気持ちもともに成長しているぶん、分かってきたこととかもあって。感情をこんなに出していいのかと思うぐらい気持ちが爆発するシーンがあるんですど、そこは見どころなので、頑張って演技するようにと監督からも言われていて。「ここできるか、心配だな」とずっと言われてきたんですよ。8年前から監督のことを知っているけど、「想像以上に演技が上手くなっていてびっくりした」と仰っていただいて。

――クリスの気持ちが分かった、という話ですが、演技が上手くなった一番の要因は何だと思いますか? 恵比寿★マスカッツの経験が大きい?

 それは…全然関係ないです(笑)。

――観客が目の前にいるから感情のやりとりとかが磨かれるのなかと(笑)。

 舞台だったらあるのかもしれないですね。でも全然関係ないです(笑)。

――号泣するシーンもありますが、あの感情の出し方が凄いですよね。

 あれは目薬じゃなくて(笑)。頑張って自分の感情で涙を出しました。テイク数はそんなに重ねなくて、カメラワークの関係で何回か撮ったぐらいでしたけど、それでも全部泣けました。

――女優としての真価が見えますよね、あのシーン。

 自分ではめっちゃ成長したという認識はないけど、監督にはあのシーンを見て「女優の可能性が見えたな」と言われたので、それは素直に嬉しかったですけどね。

――それ以外にも感情に左右されない通常の会話シーンでもうまく表現されていて、今後の女優活動が楽しみだと思っています。女優業は続けていきたい?

 そう言っていただけると嬉しいです。女優は続けていきたいです。全然違う役をやってみたい。気が狂っちゃうような女の役もやってみたいですし、それと正反対な可愛いぶりっ子なハッピーエンドな役などもやってみたい。

明日花キララ

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