俳優の黒羽麻璃央(くろば・まりお)が、現在放送中のテレビドラマ『広告会社、男子寮のおかずくん』(TVKほかで放送)で主演を務めている。昨年末にはミュージカル『刀剣乱舞』の刀剣男士として『第69回NHK紅白歌合戦』にも出場した。そんな黒羽に今回、本ドラマへ出演に至った経緯、これまで歩んできた道のりを振り返ってもらうとともに、音楽に対する思いなどを語ってもらった。【取材・撮影=桂 伸也】
ドラマ『広告会社、男子寮のおかずくん』は、漫画家・オトクニ作の人気コミックが原作。とある中規模の広告代理店・ミナト広告に勤める、同じ男子寮に住む4人の社員が金曜日の夜に、各自料理を持ち寄る楽しみ会「持ち寄りごはん会」の様子を、各人の普段の会社生活などを通して描く。主人公のおかずくんこと、営業マンでおかず担当の西尾和役を黒羽、マーケティング担当で西尾の同期、汁物担当の東良啓介役を、黒羽と度々共演経験のある崎山つばさ、クリエイティブチームADでごはん(米)担当の北一平役を小林且弥、経理部で小鉢担当の南郷正役を大山真志が担当する。
人気作品ミュージカル『テニスの王子様』出演で舞台デビュー、2015年から上演されているミュージカル『刀剣乱舞』で三日月宗近役を演じている黒羽は、昨年末には刀剣男士の一振りとして『第69回NHK紅白歌合戦』に出場したことで、さらに大きく注目が集まっている。ドラマ出演はこれまでも何作かを経験しているが、連続ドラマで主演を務めるのは今作が初となり、タイミング的にも今後これを機に大きく関心を受けることも予想される。
<INDEX>
○会社員役は「一般常識に入れるという喜びがあった」
○作品を見ている人にクエスチョンマークがつかないよう、ナチュラルな存在でいられたら
○まだ黒羽麻璃央の個人名義で、シンガーとかとしてデビューしたくはない
○撮り下ろしカット