2ラッパー&3ボーカルから成る5人組DANCE&VOCALユニットのMADKID(マッドキッド)が2月6日、メジャー3枚目のシングル「RISE」をリリースする。昨年1月にメジャーデビューし、グループ初の東名阪ワンマンツアー『MADKID LIVETOUR2018 'GIANT KILLING'』も成功させた。今年の5月には全国ツアーもおこなう。ツアーファイナルはグループ最大規模となる恵比寿LIQUIDROOM公演が決定しており、着実に飛躍しているグループだ。今作「RISE」はアニメ『盾の勇者の成り上がり』のオープニング主題歌として、1月9日からオンエア中。エレクトロサウンドにヘヴィラウドなギターサウンドがアクセントになったMADKIDの新しい一面を映し出した一曲。インタビューでは2018年を振り返ってもらい、新譜「RISE」に投入されたこだわりや、これからの展望について話を聞いた。【取材・撮影=村上順一】
色んな人に音楽を届けるには
――デビューをしてもうすぐ1年が経ちますが、この1年間どうでしたか?(取材日は2018年12月中旬)
YOU-TA 僕達はインディーズでやっていた期間が3年くらいあって、今年の1月にメジャーデビューさせて頂いたんですけど「世界がガラッと変わった」という言葉がピッタリです。どうやったら上に行けるかともがき続けた3年間で、この1年は「どうやったらもっと自分達の名前が広まるか」とか「色んな人に音楽を届けるにはどうしたらいいか」というところにフォーカスが向いていました。結果的にはやりたいことができた1年だったと思います。
もちろんやり残した部分、反省する部分もあるんですけど、今年1年を振り返ると充実していた1年間でした。メンバー間で時間を共有すること、話す時間やコミュニケーションをとる時間が増えたので、そういう面でも今年は実りのある1年だったと思います。
YUKI 活動を通して色んな人が覚えていてくれるのが目に見えて分かるというか、僕達を支えてくれている人が増えたということ、僕達だけではなくちゃんとチームでやっていく意思統一ができた1年だと思います。今まで目を向けてなかったこと、チーム全体でダンスを揃えようとか、わかっているようでわかっていなかったことを、上手く一つずつ来年また飛躍できるように準備する期間でもあったのかなと思います。今ちょうど東名阪を回る『MADKID LIVETOUR2018 'GIANT KILLING'』のツアー中なんですけど、その成果が12月26日に見せられればと感じています。
――名古屋・大阪での手応えはどうでしたか?
YUKI あります。もともと3年間で東京だけでしかワンマンをやっていなくて、そのワンマンもお客さんの入りが良い方ではなかったんです。メジャーデビューをしてからそれが凄く変わって、地方でライブができることが当たり前になってきている部分があるんですけど、あまり慣れてしまわないように初心を振り返りながらやっていこうと思います。
――SHINさんは今年1年いかがでしたか?
SHIN これだけ取材をして頂くことも初めてでしたし、ラジオだったりメディアに出させて頂くことも初めての経験がこの1年多かったので、自分にとっても凄く良い経験ができたし、チームにとっても凄く良い経験ができた1年だったなと思います。
――SHINさんは加入した時期がこの中で一番若いんですよね。かなり濃い2年間だったと思います。
SHIN もうあっという間でした。もともと他のグループにいて解散をするというときにYOU-TAが声を掛けてくれて、ここまでトントン拍子で全部きた感じがあります。4人がMADKIDを続けていてくれたおかげで今の僕があるので、この4人には本当に感謝でいっぱいです。もっとこの4人を幸せにできるように僕が頑張らないとなと思う1年になりました。
――KAZUKIさんはこの1年間どうでしたか?
KAZUKI まず、メンバーと一緒にいられる時間が確実に増えたなと思います。最近はこうした取材なども含めライブ以外でメンバーと一緒にいることが凄く多くなりました。あと、メジャーに来てスタッフさんの数が格段に変わりました。それはすごく変わったことのひとつでした。物販とか昔は自分たちでやっていたので、それが出来なくなってちょっと寂しい部分もありますけど。
――でも、そのかわり握手会など他にファンの皆さんと交流できる場所もありますから。LINさんはいかがでしたか?
LIN 体感的に凄くギュッとなっていた1年でした。個人的には作曲などのスキルが凄くついた1年です。応えられなかったことを応えられるようになってきたりして、そういう時にスキルアップしたなということを感じます。
――トラックメイクなど、インディーズの頃と大きく変わった点は?
LIN 自分の好きなことだけで作る割合が良い意味で減ってきたと思います。自分のやりたいことと求められることを擦り合せて良い感じにストレス無くやれるようになったかなと思います。
――みなさんから見てLINさんの曲はどう変わってきましたか?
YUKI 古くからLINとは音楽を一緒にやってきているんですけど、出会った頃から音楽を作っていて、スキルも凄く上がっているし、俺らの手に届きそうで届かないみたいな曲を作ってくれるんです。幅が広がるというか、今までと違う所からエッセンスが入ってきて、また新しいMADKIDの一面が出てきたみたいな所はLINのトラックメイクだと思います。
――前作「Summer Time」に収録されている「OVERAGAIN」でサイケデリック・トランスを取り入れていたりと海外のトレンドにもLINさんは敏感ですよね。
LIN そうなんです。ちょっと海外で流行っているというのでやってみました。でも、日本ではまだあまり来てないですね。










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