ヴィジュアル系演歌歌手・最上川司「思い出深い味」地元・山形の肉そば再現
最上川司
ヴィジュアル系演歌歌手の最上川司が1月11日、都内でおこなわれた、地元の山形・河北町のアンテナショップ「かほくらし」のオープニングセレモニーに出席。自身がプロデュースしたソウルフード“冷たい肉そば”とともに地元をアピールした。最上川は「小さい頃から食べてきた思い出深い味に近づけようと心がけました」と冷たい肉そばとともに地元の河北町への想いを語った。
最上川司は、2015年6月リリースのシングル「まつぽいよ」でデビュー。昨年8月には、冷たい肉そばテーマソング「司の冷たい肉そば音頭」をリリースし、地元を中心に話題となっている。
アンテナショップ「かほくらし」は東京・三軒茶屋の2階建ての施設の1階にオープン。2階にはかほくビストロ割烹『華音(かのん)』が店を構える。
この日の式典では、鏡割りがおこなわれオープンを記念した酒と冷たい肉そばが振舞われた。さらに、最上川が肉そばへの愛情を歌った「司の冷たい肉そば音頭」をアカペラで歌う場面も。
最上川は「細川たかしさんや吉幾三さんなどカラオケで歌っていました。小学生の時、大泉逸郎さんがカラオケ大会にいらっしゃった時に『俺もこげな子ども欲しかったな』と頭をなでて頂いた思い出があります」と幼少期から演歌の世界と縁深かったと語る。
「かほくらし」では自身がプロデュースしたお持ち帰り用の冷たい肉そばを販売する。最上川は「小さい頃から食べてきた思い出深い味に近づけようと心がけました。濃い味ですが薄い味でも楽しめるよう水を加えて調整できるようにしています。あとは、汁にご飯を入れても楽しめます」と様々な楽しみ方を勧める。
また、現在の河北町について「最近子どもが外で遊ぶ風景がなくなってきたなと思います。ネット社会なので、室内で遊ぶ子が多くなったのかなと思います」とその変化について淋しそうに話す。
そして、今年の目標について「曲を作る時は、どうしても山形での思い出が入ってしまうのですが、今後は合作や女性歌手への楽曲提供など今までは違った活動にも力を入れて行きたい」と決意を新たにした。
この日は、河北町長の田宮栄佐美氏も出席し「さまざまな野菜などの食文化はもちろん、べに花文化もある。是非、足を運んで河北町を愛して育てて欲しい」と河北町の情報発信に期待を寄せた。【取材・撮影=松尾模糊】



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