モデルでアーティストの内田珠鈴(うちだ・しゅり)が21日、東京・渋谷duo MUSIC EXCHANGEで4thワンマンライブ『#Shuri_next』を開催した。「いつかここでワンマンライブをやってみたいなと思っていました」と語った内田。前半をバンド編成、後半をエレクトロな楽曲で展開しアンコール含め全14曲を披露。内田が「皆さんのおかげで頑張ることができます」と感謝の気持ちを込めた力のステージで観客を魅了した。【取材=松尾模糊】

バンド編成で届けたステージ前半

内田珠鈴

 内田は2013年に、ファッション誌『JSガール』(三栄書房)専属モデルオーディションでグランプリを獲得。2017年の4月に同誌専属モデルを卒業しアーティストとしての活動を開始。2018年にはフジテレビ系『めざましテレビ』のイマドキガールに就任し、活動の幅を広げている。9月におこなった3rdワンマンライブ「#shuri_one more」で今回のワンマンライブの開催を発表した。

 会場が暗転し、バンドメンバーが登場しそれぞれ配置につくと制服姿の内田が現れ、観客の拍手に迎えられた。そのまま9月にリリースした、シングル「青の季節」でライブがスタート。

 内田は「今日は来て頂きありがとうございます。ワンマンとして、この場所でやるのは初めてで緊張して手汗がヤバいです(笑)。今日は皆さんと一緒に楽しめたらと思います」と挨拶。

 エレピの音色から「白い世界」を披露。寒い季節にぴったりのバラードで観客も彼女の歌声に聴き入っていた。続いて、アコースティックギターの音色が優しく響く「少しずつ」でも優しい歌声を届けた。

 内田が「盛り上がる曲をやっていきたいと思います」と宣言し、ポップナンバー「夢に向かって」を披露。ハンドマイクで飛び跳ねながら歌唱し、会場のボルテージを上げた。

皆さんのおかげで頑張ることができます

内田珠鈴のステージ

 内田は「去年のクリスマスに、ここで対バンライブをやりました。その時からいつかここでワンマンライブをやってみたいなと思っていました。今日はこんなにたくさんの方々に来て頂いて嬉しいです。皆さんのおかげで頑張ることができます。これからも応援して下さい」とここまでの想いを語った。

 さらに「卒業」では、内田自身がアコギを演奏しながら歌唱。前向きな明るい楽曲で観客を盛り上げた。

 ここで一旦、バンドメンバーと内田がステージを去り、ステージ上のスクリーンに内田が渋谷でこの日の衣装をショッピングをする映像が流れた。会場のミラーボールが回る中、渋谷で買った紫色のアウターと自身が作ったというリメイクジーンズの衣装に着替えた内田が再登場。

 後半は内田1人のステージでエレクトロな楽曲のステージを展開。前半とは全く違う雰囲気で「いつもの朝」など電子ビートの効いた曲を披露。11月23日に配信リリースした「うまく進んでいたはずが」で本編を終了した。

 アンコールでは、14日に配信リリースしたばかりの新曲「人に言われて作る人生」を披露。オリエンタルなサウンドの印象的なダンスナンバーでワンマンライブを締めくくった。

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