自分たちの中ではリミットを決めています
――さて、来年1月27日にはひかりさんの生誕祭リベンジ公演があります。
滝口ひかり そうなんです。どうしても生バンドでやりたくて、バンドの皆さんのスケジュールを押さえたので、リベンジさせていただきます。
――考えたくないんですけどちょっと危惧していることがありまして、1月後半ですと大雪の可能性もありますよね…。
滝口ひかり そうなったら本当にショックです。今回ダメだったらもう次の誕生日までないかも。
――無事に出来ることをお祈りします。そういえば11月2日には無料ライブ「ゑんら心中~今日が最期かもしれない。~」も開催されていましたが、反響はいかがでした?
木乃伊みさと ライブハウスに来たことがない人にも1度来ていただけたらという思いからやってみたんですけど、良かったです。ファンの方も無料ならお友達を誘いやすいかなとも考えていたので、若い方も沢山いて、観てもらえたので嬉しかったです。
滝口きらら その時に「ゑんら's Bar」というのを開いて、メンバーそれぞれのオリジナルカクテルを作ったりもしました。それも皆さんすごく楽しんでくれていたのが印象的でした。
――みさとさんがお酒好きということもあって、こだわりがありそうですね。でも、きららさんは残念ながらまだ未成年で飲めないから、カクテルはイメージで作った?
木乃伊みさと そうなんです。なので、これがレモンだよとか、私が色々教えてあげました。
――そういえば、きららさんのツイッターに「ゑんらの檸檬」と書いてあったんですけど、どういう意味なんですか。
滝口きらら あまり公にはしていないんですけど、一応メンバーカラーがあって、私は檸檬色なんです。みさとちゃんは真紅で、ひかりちゃんは天色なんです。
滝口ひかり 衣装も黒とか多いので、そのカラーを表に打ち出すことはないんですけど、隠れカラー的に存在しています(笑)。
――隠れカラーがあったんですね。さて、ゑんらとしてのこれからの目標とする場所などありますか。
木乃伊みさと Zepp Tokyoです!
――意外でした。日本青年館とか中野サンプラザ、もしくは日本武道館という答えが来ると思っていたので。
滝口ひかり もちろん武道館とか大きなホールも立ちたい場所ではあるんですけど、観る場所によっては私達が豆粒みたいになってしまうと思うんです。Zepp Tokyoも大きな会場ではあるんですけど、私達を近くに感じてもらえると思うんですよね。お客さんとの楽しい距離感がそこにはあるなと感じています。
木乃伊みさと 大きな会場だと多くはスクリーンを観ることになってしまうと思うんです。やっぱりしっかりとパフォーマンスを生で観て欲しいというところでの近さなんです。なので、私達をしっかりと観てもらうということも大事だなと思っています。
――その中で今ゑんらがしなければならないこととは?
木乃伊みさと メディアへの露出です。色んな所に出ていって私達を知ってもらわないと、足を運んでくれるきっかけにもならないと思っています。
滝口ひかり 今の若い方たちは外に出なくなってきているみたいで、なので家でも観れるものというのも大事なのかなと思っています。動画とかで観てもらって興味を持ってもらえれば、ライブに足を運んでもらえるきっかけにもなるのかなと。
木乃伊みさと 「ゑんむすび」というファンクラブも設立しまして、地方の方でも楽しめるコンテンツをそこから発信していこうと思っています。あと、お正月にはファンの方と一緒に初詣にいくイベントとかもあります。
――和の趣がある、ゑんらならではという感じもありますね。最後に2019年への意気込みをお願いします。
滝口ひかり 今年はバタバタしていて先のことを考えている暇もなく、ここまで来てしまったところもあったので、来年は先をみて行動できるように計画を立ててやっていきたいのと、個人的にはゑんらの曲で作詞にも挑戦していきたいなと思っています。
滝口きらら みさとちゃんとひかりちゃんが在籍していたdropというグループがすごかったので、2人は私よりも知名度があります。私は地下とも言えないどん底のところにいたので、こうやってCDを出せるということにも喜びを感じています。皆さんにもっと知ってもらえるように自分ができることをもっと磨いて、Zepp Tokyoに立てるように頑張りたいです。近い内にZeppに立ちたいとは思っているのですが…。
滝口ひかり 時間がないんです。
――ゑんらにはタイムリミットがあるんですか?
木乃伊みさと 自分たちの中ではリミットを決めています。具体的にはまだ言えないんですけど、いずれみんなにも言わなきゃいけないなとは思っています。なので、この1年を無駄にすることはなく、来年はみんなで作品を作るという気持ちでやっていけたら楽しいだろうなと思っています。わからないことは模索しながらになってしまうとは思うんですけど、私が先陣を切って2人を引っ張っていきたいなと思っています。
(おわり)
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