本田剛文が語るBOYS AND MENの今、個々の活躍がグループの力に
INTERVIEW

本田剛文が語るBOYS AND MENの今、個々の活躍がグループの力に


記者:長澤智典

撮影:

掲載:18年12月21日

読了時間:約11分

「ちょっと早いかな?」というところで勝負に出るのがBOYS AND MENのスタイル

――改めて、完成した『ボイメン・ザ・ベスト』、今のボイメンにとってどんな作品になったのか聞かせてください。

 「BOYS AND MENってどういうグループですか?」と聞かれたとき、口で説明するよりも、「はい」とこの作品を渡し、一度でも聴いてもらえたら理解してもらえる、まさにボイメンにとっての名詞となる作品であり、僕らも、そうやって使っていきたいなと思っています。

――そして、夢舞台だったナゴヤドームへの思いをお聞かせください。

 ナゴヤドームは、ボイメンを結成したときからの夢であり、目標にしていた場所。活動当初は、お客さんよりもメンバーの数のほうが多いライブを何度も経験してきました。そんな僕らからすればナゴヤドームは夢のまた夢のような場所。あの頃から「いつか名古屋ドームに立ちたい」と僕らは口にし続けていました。端から観たら「何を言ってるんだ、こいつらは」という風に映っていたと思います。それでも、「口にして言い続けることが大事」と思いながらやってきた成果が、ようやく形になります。

 ただ、活動9年目の僕らにとっては、まだまだナゴヤドームは大きすぎる挑戦の場です。だけど今回、挑戦する権利を得ることができたのはファンの方々と、ここまで二人三脚で歩み続けてきた成果だと思っています。今も僕らはナゴヤドームへ3万5千人の人たちを集め、会場をソールドアウトさせることを目標に頑張っています。1月14日までの限られた時間の中、その大成功を目指して、これからもファンのみなさんと一緒に頑張り続けます。

――ぜひ、その光景をナゴヤドームの中へ描いてください。

 僕らの仕事って、まずは一度触れてもらわないことには始まらないし、前へ進まないこと。なので、まずは一度、ボイメンのライブを観てください。好きか嫌いかを判断するのは、そのうえで良いなと思っています。

――それにしても、10年待たずにナゴヤドームってすごいですよね。

 僕らにとっては「ちょっと早いかな?」という挑戦のペースですけど、「ちょっと早いかな?」というところで勝負に出るのがBOYS AND MENのスタイル。もちろん、これから何度もナゴヤドームのステージに立ちたい気持ちを持っています。とはいえ、1回目で納得のいく成果を出せなければ、その後の挑戦がしりすぼみにもなり兼ねないように、スタートダッシュはとても大事です。2019年の最初にナゴヤドームでの公演を派手に決め、そのうえで「2019年はBOYS AND MENの年だったぜ」と言えるようにしていたきいし、そのための加速をつけたいなと思っています。

(おわり)

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