巴山萌菜「出会いの縁を大切にしながら一緒に人生を歩んでいきたい」新たな始まりの一歩

アルバム『Beginning』は、２年間の歴史を刻んだ一枚

巴山萌菜

巴山萌菜 アルバムの中のアクセントといえる曲になったと思います。今でこそ、当たり前のように歌っていますけど、この曲に出会ったばかりの一年前のわたしは、元々の自分の歌声の表情とこれだけ違う楽曲をなんとか歌いきれたなぁと思ってしまいます（笑）。それくらい意外性を持った曲だし、「よく頑張ったな」と自分に言いたい(笑)。同時に、巴山萌菜はこういう曲調も歌えることを知ってもらえる歌にもなりました。

――完成した1stアルバム『Beginning』、今の萌菜さんにとってどんな作品になりましたか?

巴山萌菜 まさに、この２年間の歩みをまとめあげた作品になりました。ここまであっという間でしたけど、あらためて思い返すことがたくさんあって、じつはこの２年間って濃くて長い日々だったのかなと思います。それくらい『Beginning』には、わたしの2年間の色々なことがめちゃくちゃ詰まっています。あと、加藤アカツキ先生に書いていただいたジャケットのイラストも本当に感激の仕上がりです。

――アルバムのタイトルに付けた『Beginning』。その言葉は、今の萌菜さんの心境を現したものでしょうか?

巴山萌菜 その通りです。このアルバムを手に、ここから駆け抜けて行こうという想いをタイトルに込めました。しかも発売日が、2019年1月9日。まさにイクぞー!!という気持ちです(笑)。

改めてみなさんと一緒に巴山萌菜の新たな始まりの一歩を『Beginning』とともに踏み出したい。

――2018年も間もなく終わります。改めて、今年を振り返っての想いも聞かせてください。

巴山萌菜 とても濃厚な一年間になったと思います。同時に、改めて自分自身のことを知ることができた年になったし、さらに新たな挑戦の意欲をかき立てる年にもなりました。年内には動画をアップする予定ですが、実はDJ和さんをスーパーバイザーに迎えて、J-POPのカバー曲を歌ってみる企画を来年は展開していこうと思っています。

――来年の萌菜さんは、オリジナル曲とJ-POPカバーの２本立てで攻めてゆく形になるということ?

巴山萌菜 オリジナルとカバー、その二つの軸を中心に制作活動をしていきます。カバーに関しては、これまで通りアニソンなどのカバーも歌っていきながら、DJ和さんに選曲していただいたJ-POPナンバーのカバーも積極的に歌っていきます。

J-POPカバーの第一弾となるのが、シェネルさんの「ベイビー・アイラブユー」。第二弾が、ORIGINAL LOVEさんの「月の裏で会いましょう」になります。年内には第一弾の動画をアップする予定なので、楽しみにしていてください。

――来年１月には、大阪と東京を舞台にアルバム『Beginning』のリリースイベントも行います。東京は、サンリオピューロランドでも実施。これ、楽しみです。

巴山萌菜　サンリオピューロランドで歌うのは２回目なのですけれども、今回はサンリオのキャラクターたちと一緒にステージに上がります！わたしのライブには子供たちも来てくれるので、サンリオピューロランドで行うことで、すごく喜んでくれるんじゃないかなとも思っていて。わたしも、すっごく楽しみにしています!!

――３月には、東京と大阪を舞台に、アルバム『Beginning』のリリース記念を兼ねたワンマン公演も決定しました。

巴山萌菜 この日は、もちろんアルバム『Beginning』の楽曲をすべて披露しますし、アニソンやJ-POPのカバーなど新たな挑戦も含めて、いろんな表情をお届けしていこうと思います。

――2019年も、また新しいことがいろいろ始まりそうですね。

巴山萌菜 自分で『Beginning』というタイトルを付けながら言うのもなんですけど、「言葉の力」ってすごくないですか？　2019年は、わたし自身また新たな始まりの年にしていくつもりです。これまでに出会ってきた皆さん、これから出会う人たち、そんな巴山萌菜と出会ってくれた人たちとのご縁を大切にしながら、これからも一緒に人生を歩んでいきたいし、あらためてみなさんと一緒に巴山萌菜の新たな始まりの一歩を『Beginning』とともに踏み出したい。今は、そんな気持ちです。

（おわり）