THE BEAT GARDEN「土台が出来た1年」支えてくれたファンへの想い
INTERVIEW

THE BEAT GARDEN「土台が出来た1年」支えてくれたファンへの想い


記者:村上順一

撮影:

掲載:18年11月29日

読了時間:約14分

「みんなへ」はシリーズ化したいくらいの楽曲

「そんな日々が続いていくこと」通常盤ジャケ写

――「みんなへ」はBeemerの皆さんに向けて作られた曲なんですよね。

U この曲は「みんなへ2」「みんなへ3」とシリーズ化したいぐらいの気持ちなんです。それぐらいBeemerのみんなとの想い出があるので、歌詞はスラスラ書けました。今まで沢山思い出をくれていたんだなと再認識しました。

――すごく歌詞がリアルなんですよね。

U もちろんハンドクリームなど歌詞に書いてあることは実話です。歌詞にもあるんですけど、握手会でも名前とか忘れちゃったりするので、それでも許して欲しいなと…。

MASATO 前作の「あのね」から僕たちのBeemerのみんなに向けての思いを伝えて来ています。今回はいつもみんながくれる手紙のお返しのつもりで、歌いました。とはいってもこの歌詞に当てはまらない人も、今の自分がいるのは、今までの人達がいるからだと思ってもらえて、かけ離れている話ではないので、「ちゃんと繋がっているよ」ということを感じてもらえたら嬉しいです。

――応援してくれているみんなに向けての、THE BEAT GARDENからの手紙ですね。

U はい。そういう風に思ってもらえるように、これからも歌い続けていきたい曲になりました。

SATORU この曲は既にライブでやっているんですけど、お客さん一人ひとりが違う表情をしていて、下を向いて前を向けないくらい泣いてくれている人もいれば、目を瞑って音を感じてくれている人もいたり、それぞれの聴き方で聴いてくれているのがわかります。このままみんなが良い表情を見せ続けてくれたら僕らは嬉しいです。

――アレンジもメロディと歌詞を引き立てていますね。

REI インディーズ時代から比べると、やれることがどんどん広がってきました。「みんなへ」では生でストリングスを入れたり、ギターやベースもスタジオで生でレコーディングして、一つにまとめた曲なので、この曲も挑戦できた曲なんじゃないかなと思います。生楽器を取り入れたことによって、歌詞の世界観だったり、メロディの温もりみたいなところは、より一層引き立たせることが出来たんじゃないかなと思います。

――「みんなへ」はどういう時に聴いてもらいたいとかありますか。

U やっぱりライブで目の前で聴いてくれたら嬉しいですけど、歌詞にある<この声が届かない場所でも 君が元気でいてくれたら>というのは、本当にそう思っているので、MASATOも言ってくれましたけど、今日のステージに立てているのは、昨日までのみんながいてくれたからというのはいつも思っているし、テスト勉強や仕事の都合でライブに来れなくても、この曲を聴いて元気をだしてもらえたら嬉しいです。僕たちはずっと待っているので、この曲を聴いて、またライブにも戻ってきてもらえるきっかけになってくれたら嬉しいなと思います。

――最後に2月10日におこなわれる、約1年5カ月ぶりとなるワンマンライブ『THE BEAT GARDEN ONE MAN LIVE 2019「move on!!!!」』への意気込みをお願いします。

U ワンマンに向けて4人でも話し合っています。楽曲の色も少しずつ変わっていって、インディーズアルバム『Will』から今日までの変化を感じてもらえると思いますし、トラックメイキングやSATORUのDJプレーなど技術的にも向上しています。THE BEAT GARDENらしいライブ、伝え方というのがわかってきたと思うので、思いは変わらずまっすぐに伝えて、見せ方などは今までにないような、進化した僕らをお見せできたらなと思っています。そして、「KOKOROZASHI ALIVE」を2回やった僕らが得たもので、何か新しいものも見せることが出来たらなとも考えているので、楽しみにしていて下さい。

(おわり)

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