9人で力を合わせて頑張っていきたい
―-確かに<想像を超えてみせたい 衝撃的展開へ>という歌詞は残りますよね。グループとしての自信が感じられます。
堀夏喜 「OVER DRIVE」1曲だけでもいろいろなバージョンがあるんです。ミュージックビデオもありますし、会場のステージの大きさなど、状況に合わせて1つずつパッケージを変えたりしているので。だからMVを観て頂いても面白いと思いますし、生で会場に足を運んで頂けると、また違った場面が見えるかもしれません。そういったところで色々な楽しみ方もできるので、ぜひMVもライブもチェックして欲しいです。
澤本夏輝 夏喜が言ったように、構成だったりいろいろなパターンがあるので、お客さんがいつ見ても楽しんで頂けるというのもあります。曲自体も、テンションが上がる曲です。ボーカル2人が言ったように背中を押してくれたりとか、元気になるような曲なので、聴いていても楽しいです。もしライブに来てくださったら、来たお客さんを全員巻き込むようにしていくので、観ても楽しいのが「OVER DRIVE」の良いところだと思います。
――ボーカルのお2人が最初にこの曲を歌った時と現在を比べてみると、どの辺がパワーアップしたと思いますか?
中島颯太 はじめにこの曲を歌った時はオーディション中だったので、「FANTASTICSになりたい」という自分だけの思いを乗せて歌っていたんです。でも、今はFANTASTICSのボーカルとして、9人の思いをたくさんの方に届けるということで、歌詞に込める思いも違います。こういう曲を日本語で歌うのは難しくて、歯切れだったり、英語っぽく歌うところだったり、そういうリズム感も最近は勉強しています。それがどんどん歌についてきたというか、歌っていく内に自分でも感じてきて。気持ちの部分でも技術的な部分でもたくさん変化があります。それをデビュー曲にできるのが本当に嬉しいです。そしてFANTASTICSとしても、もっといろいろな曲を歌っていきたいという思いがあります。
八木勇征 オーディションの3次審査の課題曲としてはじめて「OVER DRIVE」を聴いて歌って、夢者修行とEXILEさんのライブツアー『STAR OF WISH』で披露させて頂いているんですけど、ずっと僕たちと一緒に育った曲だと思います。最初は「疾走感ある曲」と思っていたんですけど、そこからFANTASTICSになって「OVER DRIVE」を歌う意味とか、いろいろなことが付け足されていって。それでAメロ、Bメロは新しいことへチャレンジをするときの高揚感や不安な気持ちが表れています。サビになると、その渦巻いた気持ちを全部爆発させて、全力で前に突き進んでいく。「自分の未来を切り拓いていく」という意味合いが込められているんです。そういうことも、今は考えられるようになりましたし、そのことをも踏まえて歌うと、歌詞の意味にも説得力が出るかなと思うので、今はそこが強いと思います。
――デビューに向けて、それぞれの意気込みをお願いします。
世界 FANTASTICSとして、これから色々な曲を出していきたいと思いますし、「いい曲を作って、いいライブをして」というのが、一番アーティスト人生のベストだと思っています。いろいろなことを視野に入れていきながら、このチームにどうやったら活かせるかを考えていきたいです。チームは1人のためにあり、一人ひとりはチームのためにあると思っているので、いろいろなテーマを持ってFANTASTICSらしさ、スタイルを確立し、いち早く自立できるように頑張りたいと思います。
中島颯太 FANTASTICSとしてデビューして、自分たちが音を楽しんで、観て頂いている皆さんにも楽しんで頂けるエンターテインメントをこれから発信して、もっと大きなグループになっていきたいと思います。
八木勇征 スタイリッシュで色々な方向性のジャンルの音楽をFANTASTICSの楽曲として作っていきたいです。そのためには楽曲を歌えるだけのボーカルの力量もそれと同時に高めていかなければならないので、そこはマストでスピード感を持って進化していけるようにこれからも頑張っていきたいと思います。
堀夏喜 Jr.EXILE世代の一員として、EXILEさんを始めとする先輩方のDNAを受け継いでいきながら、自分たちのエッセンスを加えて、また新しいものを作って唯一無二のグループになれるように、これからも頑張っていきたいです。
澤本夏輝 デビューして、from EXILETRIBEという看板をいただけることと、今はJr.EXILE世代で、GENERATIONSさん、THE RAMPAGEさんに次ぐグループでもあるので、FANTASTICSとしてもJr.EXILE世代を活気あふれる世代に出来るように頑張りです。世界さん、大樹さんがEXILEの魂を引き継ぎながらも、僕たちのエネルギーですごくいい化学反応が生まれると思うので、そこでさらに加速して、どんどん活躍していきたいと思います。
瀬口黎弥 このメンバーにしかできないグループ像やエンターテインメントを、これからどんどん作り上げていきたいです。将来の大きな夢は、僕らもEXILEさんのような国民的グループになり、さらに世界へと羽ばたいていけるようになっていきたいです。常に大きな夢を持ち、僕らメンバー全員で力を合わせて、前に進んでいきたいなと思います。
木村慧人 デビューというのは本当にプロになるということなので、プロとしての自覚をしっかり持って、from EXILE TRIBEという名に恥じないアーティストになれるように、気合を入れていきたいです。
佐藤大樹 曲を聴いてもらって、「ライブに行ってみたいな」と思ってもらえるグループになりたいと思っていますし、今までのEXILE TRIBEだったり、先輩方がやってこなかったような表現もできるのがこのFANTASTICSの強みかなと今の段階でも思うので。それは全員で追及していき、いち早く単独ツアーができるように、9人で力を合わせて頑張っていきたいと思います。
(おわり)