生駒と矢部。後方左から木津、西川、山本、陣内、奥谷、樋口

 生駒里奈と矢部昌暉(DISH//)がW主演を務める舞台『暁のヨナ ~緋色の宿命編~』(EXシアター六本木)が15日、上演される。それに先立ち、取材に応じた。この日は、共演の山本一慶、西川俊介、奥谷知弘、木津つばさ、樋口裕太、陳内将も出席した。

 累計発行部数620万部を誇る、草凪みずほ氏の人気コミック『暁のヨナ』が原作。謀反によって王都を追われた王女・ヨナが、専属護衛のハクと共に、神託に従い不思議な力を持つ者たちと生き抜く模様が描いた大河ファンタジー。

 舞台としては2016年3月に第一弾作品の公演がおこなわれ、今回はその二弾。原作の1巻~7巻を扱う。そのヨナ役を生駒が、ハク役を矢部が演じる。

 初日を迎える心境を生駒は「ヨナはあまりやりませんが、アクションが多くて、全員無事にこの日を迎えられたこと、そして、お客様にお見せできることが嬉しい」と語った。

 制作発表会見では、アクションシーンが多く「期待と不安がある」と語っていた矢部は「(共演者とは)仲が良くて、みっちり稽古をしてきたのでその成果を、旅の一行の仲の良さをステージ上で見えられたら」と自信をのぞかせた。

 生駒と同様に怪我なくこの日を迎えられたことを、西川、木津も安堵し「公演中も怪我がないように頑張りたい」と述べた。

 口々に「仲が良い」と語っていた共演者。矢部に続き山本も「本当に仲が良くて、意見を出し合って作った。仲の良さを出しつつ本番に向けて頑張りたい」、奥谷も「1回1回の新鮮さも大事にしたい」と意気込んだ。

 一方、2年前の初演に出演していた樋口は「生駒ちゃんらしいヨナが見られるとと思う。皆も個性が溢れている」とし、陣内は「シーンとシーンのつなぎ目もアンサンブルがあって演出にこだわりがある。細かなところと大きなところに注目してほしい」と見どころを語った。

 他方、前日14日に、今年のNHK紅白歌合戦の出場者が発表され、乃木坂46の出場も決まった。昨年はメンバーの一員として紅白の舞台に立った生駒は「今年は乃木坂46が紅白に出るのでテレビで見ます」と明かした。

 そんな生駒の今年は乃木坂46を卒業するなど、新たな道へと進んだ年でもある。今年一年を漢字一字で「動」と表現。「いろんなことを挑戦した1年でした」と述べた。

 一方の矢部が選んだ漢字は「考」だった。「今年凄く色々と考えさせられて、自分で考えたことが凄く多かった」と振り返った。

 改めて、舞台初日を迎える感想を生駒は「これまでにたくさんのことがあって、ステージ上でどういうふうに伝えるかを一生懸命考えてきました。初めましてという方が多かったけど、大好きに変わったので、そうしたチームワークなどを伝えられたら。一生懸命に頑張ります」、矢部は「今までやってきたことを全てを出し切って満足していただけるように10日間突っ走るだけです」と意気込みを述べた。

Photos

記事タグ