神田沙也加、中川翔子、屋比久知奈、諸星すみれ、鈴木より子、すずきまゆみ、平川めぐみ、麻生かほ里が27日、都内で開催された、ディズニー映画『シュガー・ラッシュ:オンライン』(12月21日全国公開)公開記念スペシャルトークショーに登場し、作品について語った。過去のディズニーのプリンセスたちが集結する今作。中川は「ディズニーさん、ここまでやっちゃうんですかという感じ」と同作を絶賛。また、会場には映画キャラクターのコスプレをした観客100人が集合し記念撮影もおこなった。

 『シュガー・ラッシュ:オンライン』は人間たちが知らないゲームの裏側の世界を舞台にアーケード・ゲームのキャラクター、ラルフとヴァネロペの冒険と友情を描いた、2012年の『シュガー・ラッシュ』の最新作。人気レースゲーム“シュガー・ラッシュ”の天才レーサー、ヴァネロペと彼女の親友でゲームの悪役キャラ、ラルフがシュガー・ラッシュの消滅の危機を救う為にインターネットの世界へ。そこで繰り広げられるディズニープリンセスと冒険を繰り広げる。監督をリッチ・ムーア、フィル・ジョンストンが務める。

 トークショーには、ヴァネロペ役を演じる諸星すみれ、シンデレラ役の鈴木より子、オーロラ、ムーラン役のすずきまゆみ、ベル役の平川めぐみ、ジャスミン役の麻生かほ里、モアナ役の屋比久知奈、アナ役の神田沙也加、ラプンツェル役の中川翔子が登場した。

 諸星は「すごい華やかですね! 向こうの方がステージの様な(笑)。久しぶりにヴァネロペとしてお芝居ができて、皆さまの前にこうやって立つことが出来て嬉しいです」と観客のコスプレ姿に驚いた様子。

 過去作のディズニー映画のプリンセスたちが集結する今作。諸星は「こんなにプリンセスが一堂に会することは無いですし、私自身もいちディズニーファンとしてここまで育ってきてこんなに嬉しいことは無いです。しかも、その中に加わることができて夢のようです」と満面の笑顔。

 中川は「今まで大好きで観て来た私たちへの“ご褒美ありがとうございます映画”なんですよ。プリンセスたちだけじゃなく、マーベルもスターウォーズのキャラクターたちも登場するので、脳ひとつ、眼球2個じゃ足りない作品です。これはたまらない、パラダイス映画ですね」と興奮気味に語り、会場の笑いを誘った。

 神田は「私はこの場に立たせて頂けることがおこがましいと思うのですが、ずっと作品で観てきた先輩のプリンセスとお会いできて、可愛い先輩方だなと思って。控室でスタッフの方々に劇中のキャラクターみたいと言われて。これから楽しんでこの世界に染まりたいと思います」とプリンセスたちの印象を語る。

 平川は「こんな日が来るとは思っていませんでした。私が最初にディズニーの仕事を頂いたのはウン十年前なので。その頃の私に今に楽しいことが起こるのよ、と言いたいです」と語った。

 すずきも「当時、オーロラとムーランが一つの作品に出たら面白いね~と言っていたんです。それが実現するなんて驚きです」とコメント。

 麻生は「私はまだアフレコしていないのですが、これから楽しんで臨みたいと思います」を気を引き締めた。

 鈴木は「お仕事を頂いたのはずいぶん前なのですが、本当につい昨日のことのように覚えていて。今日各プリンセスが集合して控室にいた時点で感激していました」と話す。

 今作について、屋比久は「ラルフとヴァネロペの掛け合いが楽しいなと思って観ていたので、今作を通じてまた2人の関係性が深まっていくのかなと思って、楽しみです」と見どころを話す。

 トークショーでは、日本未公開のダイジェスト映像も放映された。中川は「ディズニーさん、ここまでやっちゃうんですかという感じで。それぞれプリンセスのリラックスした姿がみんな女子なんだと改めて思えます。皆さん廊下をはしゃいで歩く感じが映画と酷似していて(笑)」と作品と登壇者がリンクしていたことを明かす。

 神田は「観てるだけで可愛いなと思えますね。音楽もスタイリッシュなので作品全体がいち観客として楽しみです」とコメント。

 また、ハロウィーンの季節ということで、大ヒット祈願を込めて各プリンセスの象徴的なシーンを彫り込んだかぼちゃのタワーがお披露目され、緑色の明かりが点灯した。そしてコスプレした観客と記念撮影もおこなわれた。

 最後に、諸星は「今日は夢のような時間をありがとうございました。早く皆さんに観て頂きたいという気持ちでいっぱいです。さらにわくわくできる様なストーリーになっています。プリンセスたちの掛け合いも普段見られないものなので楽しみにしていて下さい」と呼びかけた。【取材・撮影=松尾模糊】

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