ラストアイドルファミリーが24日、東京・池袋サンシャインシティ噴水広場で、4thシングル「Everything will be all right」のリリース記念イベントを開催、2000人の観衆を前に同曲などを披露した。この日は、プロデューサーバトル第二弾の番組MCを務めたカンニング竹山や、現在放送中の『ラスアイ、よろしく!』でMCを務めるおぎやはぎが映像メッセージを寄せた。竹山は「親のような気分で喜んでいる。戦いはこれからです」とエール。おぎやはぎは、12月19日に東京ドームシティホールでデビュー1周年を記念したワンマンライブを開催することを発表した。

 この日の幕開けを飾ったのは、LaLuce。しかも、ファーストシングルの衣装で「バンドワゴン」を歌い上げるサプライズ。4階までびっしり埋まった2000人の観客は、その姿を確認すると大歓声を挙げた。その声に感極まったか、長月翠や阿部菜々実の目には光るものが見えた。当時からこれまでのバトルを重ねるようにめいいっぱいにパフォーマンスするメンバー。LaLuceらしさ「楽しむこと」を象徴するように以降は笑顔で歌い上げていた。

 約10カ月前、同所でデビューライブをおこなった。阿部は「同じ場所で同じ衣装、同じ曲をやった当時を思い出して胸が熱くなりました」、安田愛里は「ここにまた立てて嬉しい」と笑顔。大石夏摘は「泣きそう」と感極まった表情を見せた。また、鈴木遥は「バトルは大変だったけど、みなさんのことを観たら辛いことが吹っ飛んだ」、長月「決勝からこんなにも早く月日が流れて…発売を迎えたことが実感できていない」と感慨に触れた。

 そんなメンバーに「ラストアイドル in AbemaTV」でMCを務めたカンニング竹山によるビデオメッセージが流れた。

 「おめでとうございます。皆さんの笑った顔や泣いた顔を横目で見ていました。結果、こうなって、みなさんの前で歌えている、パフォーマンスできるというのは親のような気分で喜んでいます。戦いはいまから。ここからどう頑張るか。この歌を日本の皆さんにどうお届けできるか、みなさんにかかっている。ここで案ずることなく、ガッツもありますから、頑張って下さい。本当のことを言いますと泣きそうになりました。でもおじさんだから我慢しました」

 これを聞いたメンバーは喜びの表情。安田は「嬉しかった。お父さんみたいな気持ちで司会をしてもらって、記念日にご挨拶してもらって…嬉しかったです」と述べた。

 その後は、各ユニットによるパフォーマンスを初披露した。まずは指原莉乃プロデュースのLove Cocchiは「Love Docchi(ハートマーク)」を。キャッチーな歌なミニスカートをうまく使った可愛らしい振付で虜にした。次に登場したのは近田春夫プロデュースのGood Tears。アラビアン衣装で「へえ、そーお?」を披露。ビートの効いた曲にセクシーさとダイナミックさを掛け合わせた振付で魅了。

 つんく♂プロデュースのシュークリームロケッツは「夜中 動画ばかり見てる…」。重低音が響くEDMナンバーで、ラップとセリフも披露。1曲のなかにドラマがあり、一つの映像作品を見ているような立体感があった。秋元康プロデュースはSomeday Somewhere。純白のロングスカートをひらりとさせ「いつの日かどこかで」を歌い上げる。ユリのような綺麗なメロディに、優雅に舞うメンバー。その美しさで心をつかんだ。

 そして、最後は後藤次利プロデュースのLaLuce。メンバーが「この曲で自信を持つことができた」と語った「Everything will be all right」を披露した。それぞれの個性が活かされた楽曲を笑顔で、かつステージめいいっぱいに使ってダイナミックにパフォーマンス。大歓声も受けて心の底から楽しんでいる様子がうかがえた。

 それぞれのユニットのステージが終わった場内。MCの言葉がかき消されるほどの大歓声のなかで、トークをおこなう。サムサムの間島和奏は「こうやって戻ってこれて、たくさんの方に来てくれて有難うございます」、シューロケの小澤愛実は「いろんな気持ちがこみ上げてきて、みなさんのおかげでまた戻ってくることができました」と語った。

 ここで、『ラスアイ、よろしく!』でMCを務めるおぎやはぎから映像メッセージ。12月19日に東京ドームシティホールでデビュー1周年を記念したワンマンライブを開催することを発表した。この発表に歓声に沸いた場内。メンバーのなかには嬉しさのあまりに涙を流すものもいた。そのなかでラブコッチの石川夏海は「思い出深い1日になると思う」、Good Tearsの相澤瑠香は「皆さんと一緒に満員のライブを」と意気込みを語った。

 その後はラストアイドルファミリーで「眩しすぎる流星」を披露。歓声を浴び、ライブも決まり笑顔咲き誇るメンバー。歌い終えたその表情は実に爽やか。

 昨年12月19日、同所で船出を切ったラストアイドルファミリー。様々なバトルを戦い抜き、きょう、このステージの中央に立つのは阿部。「これからラストアイドル、精いっぱい頑張っていきますので、応援を宜しくお願い致します」と力強く述べた。

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