『アニー・イン・ザ・ターミナル』

 『スーサイド・スクワッド』のハーレイ・クイン役で大ブレイクを果たし、『アイ、トーニャ史上最大のスキャンダル』では2018年アカデミー賞の主演女優賞にノミネートにされた女優、マーゴット・ロビー。彼女が主演を務めるリベンジ・アクション・スリラー『アニー・イン・ザ・ターミナル』のブルーレイとDVDが2019年1月9日に発売になることが決定した。

 本作は、公開時新宿シネマカリテで行われた“カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2018”では全回満席。その反響を受け、急遽追加上映も行われた注目作だ。

 マーゴット・ロビーが演じるのは、ロンドンの地下鉄の終着駅にあるダイナーで働く女性、アニー。しかし彼女の裏の顔は、復讐という目的のために厄介ごとを片付けターゲットを仕留めていく、妖しく危険な美女。黒髪の殺し屋、キュートなウェイトレス、魅惑のポールダンサー、白衣の天使…万華鏡のようにコスチュームを変化させ、男たちを翻弄していく。彼女が仕掛ける復讐の先にあるものとは。

 クセの強い役者陣の共演も大きな見どころとなっている。『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』でも圧倒的な存在感を放っていたサイモン・ペッグは、死の宣告を受け自らの死に様を妄想する国語教師役を好演。『オースティン・パワーズ』でおなじみのマイク・マイヤーズは、舞台となる駅の管理をする駅員を、怪演している。さらに、名優ジェレミー・アイアンズの息子でありイケメン若手俳優としても注目されているマックス・アイアンズと、『キック・アス』等のいぶし銀の怪優デクスター・フレッチャーは、何やら任務を負った殺し屋コンビを演じている。クセが強すぎる英国俳優たちの共演は、映画ファンなら見逃せない。

 監督は、『ワールド・ウォーZ』『白鯨との闘い』『リリーのすべて』『美女と野獣』といった名だたる超大作で助監督として経験を積んできたヴォーン・ステイン。製作には、主演と兼任となるマーゴット・ロビーを始め、『ハリー・ポッター』シリーズのデヴィッド・バロンや『アイ、トーニャ
史上最大のスキャンダル』のトム・アカーリー等、一流の面々が集結。さらに、本編を彩る鮮やかな衣装の数々は、『インフェルノ』『ダイアナ』のジュリアン・デイが手掛けている。

 この度発売になるセルブルーレイとDVDには、初回限定特典としてポストカード2種と特製アウターケースが付属予定。特典映像には、メイキングや予告編等を収録する予定となっている。

【ストーリー】
ロンドンの地下鉄の終着駅のとある街。
ダイナーで働く女には別の顔があった。
妖しい謎の美女として街の裏側で起こる厄介ごとを密かに片付け始末する。
ダイナーにやってくる一見何の関係もない客たち。
実はアニーには目的があり、それは壮大な復讐劇のはじまりだった―。

【CAST】
マーゴット・ロビー『スーサイド・スクワッド』『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』
サイモン・ペッグ『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』『宇宙人ポール』
マイク・マイヤーズ『オースティン・パワーズ』
マックス・アイアンズ『黄金のアデーレ 名画の帰還』『ライオット・クラブ』
デクスター・フレッチャー『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』『キック・アス』

【スタッフ】
監督:ヴォーン・ステイン
『ワールド・ウォーZ』『白鯨との闘い』『リリーのすべて』『美女と野獣』助監督
製作:デヴィッド・バロン『ハリー・ポッター』シリーズ 『シンデレラ』
   トム・アカーリー『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』
   マーゴット・ロビー『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』
製作総指揮:マシュー・ジェンキンズ『オリエント急行殺人事件』
撮影:クリストファー・ロス『モンスターズ/新種襲来』
編集:ヨハネス・ボック、アレックス・マルケス

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