劇中画像。カサンドラ(左)とハーレイ・クイン (C)2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C) DC Comics

 女優のマーゴット・ロビーが、『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』(20日公開)で演じている、ハーレイ・クインの意外な一面を明かした。

 本作は、映画『スーサイド・スクワッド』で、破天荒でモラルのない暴れっぷりで世界中から人気を誇り、圧倒的な存在感を見せるハーレイ・クインを主役にした作品。ジョーカーとの別れにより、束縛から解放されたハーレイは、本作でさらにパワーアップしたクレイジーさを魅せる。

 『スーサイド・スクワッド』(16)に続き、ハーレイを演じるマーゴットは「ハーレイの世界は、秩序のない危ない世界ですが、実はその世界に滑稽さ、失恋、思いやりなども存在しています。例えば、銃撃戦にバットで戦おうとしたり、恋人と別れた時、髪を切ったりし、スリの少女・カサンドラに助言したりします」と語り、ハーレイの“ヴィラン”らしくない意外な素顔を明かした。

 そんな新たな一面をみせるハーレイについて、本作の監督キャシー・ヤンは「実は、ハーレイは精神医のハーリーン・クインゼル博士とハーレイ・クインの間に葛藤を抱えています。彼女の心境は複雑なのですが、例えば、髪色を一つに決められなくて、ピンク色と青色にしたりしました。彼女は善人か悪人か が わからないからこそ、素晴らしいヴィランなのです」と語り、ハーレイが善と悪の両面を持ち合わせていることを明かした。

 ハーレイ・クインが初登場の実写映画『スーサイド・スクワット』の続編『スーサイド・スクワット2』(21年公開)でもハーレイ役を続投する予定のマーゴットは、この愛すべき“ヴィラン”について、「今まで 『スーサイド・スクワット2』のジェイムス監督を含め、3人の監督と仕事をして、違うタイプのハーレイを演じられて 役者として非常にワクワクしていました。『スーサイド・スクワッド』の時から、ハーレイを演じることを楽しんでいました。ハーレイは、大きな自由度の高い役なので、彼女のそれぞれの違う顔を観客に気づいてもらえたらなと思います」と語り、ハーレイの様々な面がスクリーンで堪能できることを明かした。

 天真爛漫で破天荒、そしてポップでセクシー、ジャンル分けの出来ない超絶な魅力を放つ“ヴィラン”ハーレイ・クインにますます注目が集まりそうだ。

 ジョーカーと別れたハーレイ・クインは、束縛から解放され、自慢の髪をバッサリ。以前のトレードマークだったツインテ―ルは少し短くなったが、その分過激さはよりスケールアップして帰ってきた。更にクレイジーに進化した悪カワヒロインは、一体どんなカオスなバトルを魅せてくれるのか?

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