杉浦太陽、Mr.インクレディブル、中尾明慶、りゅうちぇる、古坂大魔王

 杉浦太陽、古坂大魔王、中尾明慶、りゅうちぇるがそれぞれ、『イクメン オブ ザ イヤー 2018』の各部門を受賞。18日に都内でおこなわれた授賞式に出席、受賞の喜びを述べた。この日「保育士応援大使」にも任命された杉浦。妻の辻希美が4人目を妊娠中で「4人目が控えている今、もう一度もらえるというのは光栄」と受賞を喜び、育児について「妻の機嫌が一番」と持論を語った。

 『イクメン オブ ザ イヤー 2018』は、日本記念日協会が毎年10月19日を10(トオサン)、19(イクジ)の日と「イクメンの日」として定めたことに合わせ、2011年からその年に最も育児を楽しみ、頑張った父親を表彰してきたもの。第8回目となる今回は、『イクメン オブ ザ イヤー』実行委員長のおちまさと氏を中心に構成する審査員により、「芸能部門」「芸人部門」「俳優部門」「キャラクター部門」に加え、新たに「一般選出部門(明治安田生命調べ)」が選出され表彰された。なお、キャラクター部門にはディズニー/ピクサーの人気キャラクターであるMr.インクレディブルが選ばれた。

 また、杉浦は保育士不足を解決する一助となる為、「保育士応援大使」に任命された。今後1年間、保育士応援大使として活動していく。

杉浦太陽

 授賞式後には4人でのトークショーもおこなわれ、育児について語り合った。りゅうちぇるは「小さい頃から、男だからとか女だからという感覚がないんですね。2人で生んだんだから2人で育てると言う感覚です。だから、当たり前のことをやっているので僕でいいの? という不思議な感じ」と受賞について語る。

中尾明慶

 中尾は「息子が5歳になって、保育園で喧嘩して手を出してしまったということがあって。父親としてどう接して行けばいいのかなということを考えることがありました。男の子だから負けたくないという気持ちの様な、もしかしたらママには分からない気持ちもあるのかなと。僕は男として育って同じようなことを経験しているので、腹を割って育てる環境を作っていきたいなと思っています。真正面から向き合って行こうと」父親としての育児を語った。

古坂大魔王

 古坂は「稼いで、育児もやって完璧な父親が理想なのかもしれませんが、加点方式でいけばいいんじゃないのかなと思っています。今日はおむつ変えたとか、そこに愛があってそれぞれで支えていければいいいのかなと。いつも『ありがとうございます』と言うようにはしています」と育児について持論を述べた。

 杉浦は「妻の機嫌が一番大事なんですね。妻の指示がないと動けないんですね。始めは動き過ぎて怒られたりしました。妻への愛が派生して子ども達に届くというか。妻は子どもを見てるので、妻を僕が見て動く。妻は子どもに対しては厳しいので、そこは緩和剤にならないと駄目なんです」と3人の子どもを育てている経験から、妻の辻希美と自身の育児について語った。

りゅうちぇる

 トークショーでは、自身のイクメンぶりを撮ったシーンをそれぞれが公開する場面も。りゅうちぇるは、皿洗いのシーンを選出。「子どもが産まれる前までは何も家事とかしなかったんです。産まれたばかりの時は2時間、3時間で起きちゃうからペコりんに寝てもらわないといけないので、僕が仕事の合間に家事をやって」と言い、中尾は息子とサッカーをしている場面を選んだ。

 子どもを抱っこしている場面を選んだ、古坂と杉浦。古坂は「抱っこをしないと寝ないんですよ。音楽も好きで、PPMPが好きなんですよ」とデレデレ。3人を抱っこの写真を選んだ、杉浦は「長女は今5年生で、抱っこさせてくれない。幼い瞬間を大事にして欲しい。大変なことも楽しんで育児に参加して」と呼びかけた。

りゅうちぇる、中尾明慶、古坂大魔王、杉浦太陽

 妻の辻希美が4人目を妊娠中の杉浦。「2011年の時は2人目までしかいなかったんですけども、こうやって4人目が控えている今、もう一度もらえるというのはとても光栄です」と改めて受賞の喜びを噛み締めた。

 また、「僕がもらった時よりもこの7年で、街中でベビーカーを押しているお父さん方が増えました」と時代の変化に感慨深い様子を見せた。【取材・撮影=松尾模糊】

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