X JAPANのToshlが13日、東京・国際フォーラム・ホールAでおこなわれたコンサート『ニッポン放送「山崎育三郎のI AM 1936」Presents THIS IS IKU』にゲスト出演した。ミュージカル俳優の山崎育三郎がパーソナリティーを務めるラジオ番組のイベント。Toshlはアメリカ滞在中に何度も観に行ったと語るミュージカル『美女と野獣』から楽曲「美女と野獣」を山崎と共演。初めてと話すダンスパフォーマンスでお姫様抱っこをされるなど、普段と違ったステージを見せた。

 「THIS IS IKU」は、山崎と各界のスペシャリスト達が集合した一夜限りのスペシャルナイト。この日はラジオ番組のリスナーからのリクエスト曲を即興で披露する「育三郎くん、ちょっとこれ歌って!」のコーナーなどを交えた構成で歌唱やダンスパフォーマンスを披露した。この日は、Toshlのほか、乃木坂46生田絵梨花、水谷千重子、城田優が出演した。

 Toshlはスペシャルゲストとして出演。11月28日に発売するソロカバーアルバム『IM A SINGER』にも収録される中島みゆきの「糸」を披露。観客はその美声に酔いしれた。

 Toshlの『オールナイトニッポンPremium』にゲスト出演したことがあるという山崎。「ミュージカルがお好きだということをおっしゃられていて」と話し、Toshlは「『美女と野獣』が大好きなんです。アメリカにいた時に何度行ったことか。サントラも買って、英語の歌詞を覚えてそれで英語の勉強をしました。『美女と野獣』に助けられました」と無類の『美女と野獣』好きを明かした。

 そして、2人で「美女と野獣」をパフォーマンス。ベル役をToshlが務め、野獣役の山崎とダンスしながらお姫様抱っこされる場面では会場がざわついた。しかし、ミュージカル作品の女性役の声を最後まで歌い切ったToshlに観客は盛大な歓声と拍手を送った。山崎も「Toshlさん、すごいよ!」と絶賛し、驚いた様子。Toshlは「初めて人前でダンスなんてやったので緊張しました」と照れ笑い。

 また、兄がX JAPANの大ファンだったという山崎。家族を思い出す大事な曲というX JAPANの「Foever Love」をToshlのピアノ弾き語りで歌唱。「12歳だった頃を思い出しました。20年後に共演できるなんて思ってもいなかった」と感激していた。【取材=松尾模糊】

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