X JAPANのYOSHIKIが27日、日本テレビ系『24時間テレビ41 愛は地球を救う』に初出演。300万円を寄付するとともに、盲目の11歳少年との生セッションをおこなった。ノーギャラ出演であることも明かしており、このYOSHIKIの姿勢にはネット上で大きな反響が起こり、感動の声が広がっている。

 今回の出演が「24時間テレビ」初登場だったYOSHIKI。同日朝方、米ロサンゼルスから日本に帰国したといい、会場となった日本武道館で、司会を務める水卜麻美・同局アナウンサーに目録を手渡し、300万円の寄付をおこなった。

 さらに番組では、YOSHIKIに憧れる盲目の11歳少年との生セッションも実施。練習をおこなうVTR映像のなかで、少年はYOSHIKIの前で演奏。これに「すげえ! すごい!」と驚き、その感覚の鋭さに舌を巻いたYOSHIKI。逆にドラム演奏を披露すると、それを耳で捉えた少年は興奮したように笑みを見せた。

 そして、日本武道館での生演奏。楽曲はX JAPANの名曲「紅」と「ENDLESS RAIN」。YOSHIKIは、少年から「力強い言葉をいただいているというか、逆に勇気をいただいている」と話し、この日の演奏に強い気持ちを抱いていることを語った。

 YOSHIKIは少年の右手を引き、ドラムへ向かう。後ろに立ったYOSHIKIが優しい笑みを見せるなか、演奏が始まる。1コーラスを終えた頃、YOSHIKIは上着を脱ぎ、サングラスを外す。ピアノで「ENDLESS RAIN」の優しい旋律を奏でると、ドラムの音が重なった。演奏を終えたYOSHIKIは満面の笑顔を見せた。

 少年は「憧れのYOSHIKIさんと一緒に演奏することができて、まるで音楽に包まれたような気がして、とても気持ち良かったです」とハキハキした声でしっかり伝えた。

 YOSHIKIは「短期間でここまでドラムを練習して、素晴らしい演奏をしてもらった」と喜び、「ジーンと来ました」と感慨深げ。「何度も言いますけど、勇気を与えるはずで来たんですけど、逆に勇気を与えていただいて本当に感謝しています」とメッセージを寄せた。

 このYOSHIKIと少年の生セッションはネット上で大きな反響を巻き起こした。

 ツイッター上には「音楽って本当に素晴らしい」「YOSHIKIさんの行動には本当に頭が下がります」「本当にYOSHIKIの姿って日本人として鏡だと思う。世界にも日本中にも」「「後ろで見守りながらも腕を動かし一緒にドラムセッションしているような瞬間も有り気持ちがほっこりしました」」などとYOSHIKIの姿に感動する声が相次いだ。

 さらに、「セッションしてたあの子めっちゃ凄かったシンプルに凄かった」「あの子、明るくていい子だったな! ドラムもすごく上手かったし!」と少年への賛辞も多数見られる。

 YOSHIKIは日本に到着した際、自身のツイッターを更新している。その中で、「これから #24時間テレビ に出演します。色々と意見をもらいましたが、今回、番組の趣旨に賛同しノーギャラで出演させて頂いています」と報告。

 そして、「みんなと一緒に、少しでも人々に夢や希望そして勇気を与えることができれば。それだけです。応援してね!」との気持ちを伝えていた。

 これを受け、ツイッター上では「さすが!!」「かっこいい」「尊敬します」「ノーギャラ出演には素直に凄い」「ノーギャラで、寄付もして少年の夢も叶えて、ほんと凄いなYOSHIKIさんは」などと感動のコメントが寄せられている。

この記事の写真

ありません

記事タグ 


コメントを書く(ユーザー登録不要)