22/7、葛藤と成長 海乃るり・宮瀬玲奈・涼花萌 殻を破った3人
INTERVIEW

22/7、葛藤と成長 海乃るり・宮瀬玲奈・涼花萌 殻を破った3人


記者:木村武雄

撮影:

掲載:18年08月23日

読了時間:約20分

キャラクターとの関係性

――そのキャラクターをずっと演じてきて、性格もキャラクターに寄っていったりしませんか?

海乃るり 『22/7 計算中』(TOKYO MX、BS11、AbemaTVにて放送中)をやらせて頂けるようになって、身体も思考回路も戸田ジュンちゃんにしなければいけないので、どんどん憑依しているなという感じになっていると思います。

宮瀬玲奈 私も自分が絢香ちゃんになるという感じになっています。私はキャラクターと性格がちょっと違うので、(立川)絢香ちゃんに近づけるよう意識はしています。でも、まだまだなので絢香ちゃんになりつつ、自分も見失わないようにと気を付けています。

――宮瀬さんの印象は変わってないですか?

海乃るり 性格が変わったということは無いのですが、番組が始まってからは特に「絢香ちゃんだったらここはどうするかな?」という感じで、すごくキャラのことを考えているんだなあと。

――番組中に戸田ジュンが足をバタバタさせる場面など、当初は見られなかった仕草が多々ありますよね。あれは意識しているのでしょうか?

海乃るり 座っている時の動き方などをディレクションして頂いていて、意識しています。

――番組が始まってからキャラクターのパフォーマンス以外のところを意識してやっているわけですね。

宮瀬玲奈 そうですね。8人それぞれみんなの笑い方ひとつ取っても違っていて。ディレクションして頂いて、新たなキャラクターの一面を私たち自身も知れました。

海乃るり

海乃るり

――私も番組は見ましたが、とても面白い番組ですよね。絶叫マシンやたこ焼きづくりや魚をさばいたりと、これまでとは違う新たな個性が出ている感じで。番組を通して感じることはありますか?

海乃るり 自分が行かない所もジュンちゃんを通して連れて行ってもらっているのが、嬉しいですね。当初はジュンちゃんと私の共通点を見出せずにいたんです。でも、番組を通して、実はジュンちゃんと考え方が似ていたりするんじゃないかと発見できました。ジュンちゃんは子供っぽいキャラクターで人生を楽しんでいる設定で、最初は子供っぽいことを言おうと意識していたんです。でも最近は私が何も考えずに言ったことがそのままジュンちゃんらしい言葉になっていて、それはもう私という人間がジュンちゃんと同じなんじゃないかなと。

宮瀬玲奈 番組で、富士急ハイランドで絶叫マシンに乗せて頂きました。絢香ちゃんは絶叫マシンやお化け屋敷を楽しむタイプだというディレクションだったのですが、私は苦手で。「楽しめ、楽しめ」とずっと言い聞かせていたんですが、上手くリアクションができませんでした。番組を通して絢香ちゃんへの尊敬の念が生まれるようになりました。「格好いいな」とどんどん好きになっています。

――涼花さんは番組を観てどうですか?

涼花萌 ロケに行ったりして、凄く楽しそうでいいなーと思います。

――Twitterでも収録現場の写真などを投稿されていて、なかなか斬新ですよね(笑)CG撮影ともあってスタジオ内は緑色のバックに囲まれて。

海乃るり 回数を重ねるごとに私たちの中では、あれが普通になっています(笑)。

――自分たちの動きはモニターを見ながらやっているんですか?

宮瀬玲奈 キャラクターが映っているモニターは無いんです。ロケ現場の映像を見てるだけで。私たちも後で出来上がりを見て、「ああ、こういう感じになったんだ」と感動しています。

――そうだったんですね。それならなお一層、キャラクターに動きを寄せるのは難しいですよね。

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海乃るり
海乃るり
宮瀬玲奈
涼花萌、海乃るり、宮瀬玲奈
宮瀬玲奈
海乃るり
涼花萌、海乃るり、宮瀬玲奈

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