第29回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリに輝いた押田岳さん(撮影・桂 伸也)

第29回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリに輝いた押田岳さん(撮影・桂 伸也)

 数々の俳優やタレント、歌手などを輩出してきたコンテスト『第29回 JUNON SUPERBOY CONTEST』の最終選考が27日、都内でおこなわれ、総応募数1万4210通のなかから神奈川県出身の大学1年生、押田岳さん(おしだ・がく=19)がグランプリに輝いた。この日はゲスト審査員として第19回の受賞者である俳優の溝端淳平、フリーアナウンサーの田中みな美が登場。スペシャルライブとして、昨年の28回大会のベストメンバー100人から選び結成したダンスボーカルグループのJUNON SUPERBOY ANOTHERS、10人組ボーイズアイドルグループのむすめん。のステージも披露され、会場をにぎわせた。

 『JUNON SUPERBOY CONTEST』は、月刊誌「JUNON」が主催する美男子コンテスト。1988年に初めて開催され、近年では中村蒼、山本裕典、溝端淳平、三浦翔平、菅田将暉らの、いわゆる注目のイケメン俳優を多く輩出している。この日は、最終選考に残ったファイナリスト12人が、それぞれの自由パフォーマンスと、コンテストの名物審査でもある「女性ゲスト委審査員とファイナリストによる告白パフォーマンス」の2つの審査がおこなわれた。

 学校ではダンスサークルに所属しているという押田さんはこの日、自由パフォーマンスで通称「押しダンス」と呼んでいるダンス芸を披露、圧倒的なパフォーマンスを見せつけ、審査員の気持ちを鷲掴みに。しかし、受賞には全く自信がなく、受賞の感想も「びっくりしかないです。この(ファイナリストの)なかで、自分は捨て駒くらいにしか思っていなかったし」と全く信じられない表情を見せた。

ガッツポーズをする押田岳さん(撮影・桂 伸也)

ガッツポーズをする押田岳さん(撮影・桂 伸也)

 一方で「応援してくれたみんなに、絶対何かの賞を取りたいと思っていた」と喜びをかみしめるとともに、自身を応援してくれた家族、友人らへの感謝の気持ちを述べた。芸能界では俳優としての活躍を希望しており、大河ドラマが好きで最近では『軍師官兵衛』を演じたV6の岡田准一にあこがれていることを明かしている。

 そんな押田さんを「堂々としていた」と高評価を下した溝端は、先輩として「周りの人への感謝を忘れないこと、見てくれている人は見ている。親、家族、スタッフに対して感謝の気持ちを忘れずにがんばれば、息の長い俳優として活躍できるんじゃないか」とエールとともにアドバイスを送った。

 また田中は、押田の注目ポイントとして「このスタイルですよね。顔の小ささ、透明感もあって目もきれいでキラキラオーラが出まくり」と絶賛、「告白パフォーマンス」でメロメロになった様子を明かしていた。

 同コンテスト受賞者としては、過去にWaTの小池徹平や武田真治などの俳優兼歌手、ミュージシャンも輩出しており、今後、受賞者は俳優業のみならず音楽分野などでの活躍も期待される。(取材・桂 伸也)

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