『ELLE CINEMA AWARDS 2021』で受賞した有村架純

 有村架純が映画賞『ELLE CINEMA AWARDS 2021』で「エル べストアクトレス賞」に輝いた。

 ファッション雑誌『ELLE Japon』を始めとする『ELLE』が、独自の視点で選定する映画賞。有村は今年最も輝いた女優に贈られる「エル べストアクトレス賞」を受賞した。

 受賞作『花束みたいな恋をした』を含め、2021年は大型作品からドキュメンタリーまで全部で6本もの出演映画が公開。他にも舞台にドラマにと常に話題となっていた一年だった。

 有村は「本当にありがとうございます。皆様が選考されるなかで、自分を思い浮かべてくれたというのが嬉しいなと思いました」と喜びを語った。

 本映画賞の授賞式は、『ELLE』グループ(運営・ハースト婦人画報社)がSDGsをテーマに初開催した配信イベント『ELLE ACTIVE! FESTIVAL 2021』の一環で行われた。

 『ELLE CINEMA AWARDS 2021』では、有村架純、北村匠海、濱口竜介、古川琴音、齊藤工が受賞している。

有村架純:受賞コメント

受賞作『花束みたいな恋をした』では、企画の段階から再び脚本の坂本裕二さんと監督の土井裕泰さんとご一緒できるということで、本当に楽しみで、お相手も貴重な同い年の菅田将暉さん。今の私たちに何ができるだろうかと撮影をするなかで、すごく考えましたし、映画界を盛り上げたいなっていう気持ちもすごくありました。2021年は、去年撮りためていた作品たちが世の中に飛び立つ年となってコロナで公開が延期になっていたものがたまたま今年に重なって多くの作品を発信することができて、タイミングと運ってあるんだなと実感しましたし、もしかしたら『花束みたいな恋をした』もコロナ禍でなかったら、ここまで皆様の心に残ることができなかったかもしれないですし色々なめぐりあわせとか目に見えないものを信じてもいいのかなとか希望を感じるような1年になりました。映画は、初めて出させていただいたときから、みんなで作っていくという過程にすごく魅力を感じてお芝居をすることは映画でもドラマでも舞台でも同じなんですけど、監督やスタッフや役者さんの本気をみせていただける場所と、映画には感じていて それを間近でみられることが幸せに思います。プロの技を学んだりして 刺激をもらって 吸収していく、それができるのが映画独特の世界かなと思います。来年には、2021年に撮影した作品も来年公開になりますし、待っている作品もあるので、変わらずひとつひとつの作品に誠実に向き合っていきたいなと思いますし、作品に出合うことだったり 人に出会うことだったり、出会いにときめきを持つことを忘れたくないなといます。

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