INTERVIEW

杉浦太陽&藤本美貴

繋がっている感じがする
ちびっこ家カラコンテスト 全国大会でMC


記者:鴇田 崇

写真:

掲載:21年03月26日

読了時間:約6分

 杉浦太陽と藤本美貴が、それぞれ番組MCとアシスタントを務める「ちびっこ家カラコンテスト 全国大会2021」が3月26日(金)、J:COMのコミュニティチャンネル「J:テレ」で放送となる。厳しい審査を通過した小学生以下9組の“歌うまちびっこ”たちが、全国各地からオンラインで参戦。歌のうまさやパフォーマンスの可愛さを競う、新感覚のカラオケ番組だ。

 審査員に田中直人・DJ KOO・YHANAELを迎え、本格的なカラオケバトルを展開する同番組は、コロナ禍だからこそ実現した新たな取り組みにも注目で、杉浦と藤本も、スタジオ収録に比べて「日本全国つながっている感じがあるんです」と魅力をアピール。おうち時間が増え、家カラで家族とのコミュニケーションも充実しているというふたりに、番組のことや家族の話を聞いた。【取材=鴇田崇】

全国つながっている感じがある

――番組を収録された感想はいかがでしょうか?

藤本美貴 選ばれし9人のみなさんだけあり、レベルが本当に高かったです。こういう子たちが小学生なら、これからの音楽業界はすごく楽しみだなって思いましたね。

杉浦太陽 タイトルに「ちびっこ家カラコンテスト」と書いてありますけど、ちびっこを侮ってはいけないと思いました(笑)。中にはデビューしている子もいて、作詞をしている子もいる。僕らの世代の子どもと全然違いました。

藤本美貴 わたしたちの時と本当に違いますよね!

杉浦太陽 原石がたくさんあり、みんな必死でそれを自分で磨いていて、努力が見えましたよね。

――審査員のみなさんも、田中直人さん、DJ KOOさん、YHANAEL(ヤナエル)さんと、一流の方ばかりですね。

杉浦太陽 みなさん個性的なので、審査の仕方がさすがでしたね。

藤本美貴 普通に勉強になりました(笑)。

杉浦太陽 僕らのほうが勉強になる(笑)。

藤本美貴 子どもたちを審査しているとは思えないような注文をされるんです。「今後はこうしたらいい」とか、次を見ている審査なんです。

杉浦太陽 厳しくありながら愛もあるみたいな。その子が次にステップアップして行けるように審査されていました。僕らも聞いていて「なるほどね」って思いましたから。なので審査された子も悔しがるのではなく、「なるほど」とうなずいて聞いている。前向きに勉強になって終わっていたので、それがすごくよかったですね。

――リモートでつないでいく大会形式もコロナ時代のものですよね。

杉浦太陽 そうなんですよね。日本全国つながっている感じがあるんです。スタジオに一気に集まってやるよりも、サイズ感が広がった感じがして。

藤本美貴 そうそう!

杉浦太陽 宮城の子が「寒いのでコタツに入っています!」とか福岡の子が「明太子好きです!」とか、面白かったです!

藤本美貴 歌っているバックに勉強机があったりするので、面白かったです。

杉浦太陽・藤本美貴

杉浦太陽・藤本美貴

お家時間、家族との過ごし方

――おふたりも家カラはしますか?

藤本美貴 わたしは自分の歌も歌いますね。安室ちゃん世代なので、安室奈美恵さんの歌とか、「ハナミズキ」や「みんな空の下」をよく歌っています。わたしもバラードが好き。今まであれだけ散々踊っていたので、カラオケくらいは落ち着いて歌いたいですね(笑)。

杉浦太陽 子どもたちの情報量が多く、彼らに歌を教わりますね。それを覚えて、最新ランキングから入れていくんです。そうすると、子どもたちとの会話にもなるんです。

藤本美貴 あいみょんさんの歌を子どもと歌ったりしますよ。

杉浦太陽 最近だと「ドライフラワー」とか、菅田将暉君の「虹」とかアニメの主題歌も歌います。

藤本美貴 「鬼滅の刃」のLiSAさんの「紅蓮華」とか。

杉浦太陽 おうち時間が増えて、子どもと歌える歌も増えましたね。

――おうち時間の増加にともなって趣味は増えましたか?

藤本美貴 わたしは映画を観る時間が増えました。いつも家事に追われているので(笑)、それくらいかな?

杉浦太陽 筋トレ?庄司さんと一緒だよ(笑)。そうそう、ウクレレを始めました。

藤本美貴 もともとウクレレ弾いてたんですか?

杉浦太陽 ギターをね。これも庄司さんと一緒だよ(笑)。ウクレレはどこでも弾けそうで、面白そうだから始めました。ギターとはコードがまた違うのですが、楽しいです。

藤本美貴 それこそ旦那さんがギターを弾いてくれて、みんなで歌ったりしていますね。あいみょんさんの曲を家族みんなで歌ったり。

――家族と過ごす時間も増えたわけですね!

杉浦太陽 番組のロケが減ったこともあり、家族で一緒にいる時間は増えました。

藤本美貴 仕事終わりに誰かとご飯に行くこともなくなったので、家にいる時間が増えましたね。

――そうなるとケンカも増えませんか?

藤本美貴 コロナ離婚みたいな(笑)!

杉浦太陽 ケンカは仕方がないところもありますが、この状況は旦那さんにとってチャンスであり、自分の居場所をちゃんと作るということをしたほうがいいと思います。洗いモノをしたり、手伝うことですね。今は口に出さなくても、コロナの時に何も動かなかったって一生言われると思う。こういう時に自分のポジションというか、パパの居場所を作っておかないと子どもたちが大きくなった時にポツンとなるから。子どもたちとのコミュニケーションも大事だと思う。それはママが得意ですから。子どもとママが何かしている時にパパは何をすればいいのだろうとならないようにしないといけない。

藤本美貴 あとは四六時中、一緒にいないことでしょうかね。それぞれの時間を大事にするというか、ずっと一緒にいると「家事のことで動かないじゃん!」とか思ったりもするから、こもれる部屋があるなら、こもってお互いに好きなことをする。そういう時間も大事かなと思いますね。それがわたしには映画だったり、旦那さんは部屋で編集したり、いろいろやったりしているみたいですよ。

杉浦太陽 うちは基本的に一緒にいるから、いたらいたで目につくんですよね。動かないとイラッとすることが増えそうだからね。

藤本美貴 お互いに別のことをやる。

杉浦太陽 買いものを別で行ったりね。

藤本美貴 なんでも一緒にやろうとすると、こっちのリズムも崩れますよね。お互いに別々に、リズムが合うところだけ合わせられればいいのかと。

――反対にもし自由に出かけていい時間があればどこに行きたいですか?

藤本美貴 とりあえずプラプラしたいです。何がしたいとかはないかもしれないですね。キャンプはしたいかな?

杉浦太陽 沖縄行きたい!

藤本美貴 旅行に行きたい(笑)!

杉浦太陽 毎年恒例の家族旅行があったのですが、ずっと我慢しているので行きたいですね。いつか行けると思うから、それを励みに頑張りたいです。

藤本美貴 いつも沖縄なんだ。海外旅行も行きたいね。

杉浦太陽 海外もいいねー

藤本美貴 どこでもいいね(笑)。

――最後に今回の番組を楽しみにしている方へメッセージをお願いいたします。

藤本美貴 「歌」って、その時代を思い出したり、人生や生活に密着していることが多いので、これを機に家族での会話が増えたり、2回目、3回目があれば出場してみようかと、思う家族も中にはいるかも知れない。そこに向かって頑張っている姿が一番、素敵に映っているんじゃないかなと思いますね。

杉浦太陽 ちびっ子が頑張っている姿は勇気をもらえるし、好きなことを頑張っている姿っていいですよね。子どもたちのピュアな心に癒されながら、刺激をもらってほしいです。カラオケをされていない人でも、こういうおうち時間の過ごし方があるんだって知ってもらえると思います。

杉浦太陽・藤本美貴

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