[写真]チャラン・ポ・ランタンが徳井とコラボ

チャラン・ポ・ランタン

 アコーディオンと昭和歌謡×シャンソンという独自のスタイルで国内外で人気を博し、海外では「オルタナティブ・シャンソン」とも評されるチャラン・ポ・ランタンがツアー初日となった3日の名古屋クラブクアトロ公演で、“ブチアガる曲”と銘を打ったニューシングルの11月リリースと、チュートリアル・徳井義実とコラボすることを発表した。

 前2作は、シングル規程いっぱいの4曲を収録した作品であった“たらふくシングル”と銘打ち、今作は2016年冬の発表に向けて制作中の「アルバムが待ちきれなくなる」ような作品ということで、“はらぺこシングル”と打ち出される。

 3日の名古屋クラブクアトロ公演、この日のライブで初披露された当シングルの表題曲「メビウスの行き止まり」は、シングル用に作られた20曲近いデモから厳選された曲。チャラン・ポ・ランタンの魅力が一発で伝わる、入門編にピッタリの曲となっている。

 新曲についてチャラン・ポ・ランタンは以下の様にコメントを寄せる。

 小春(アコーディオン)「こんなブチアガる曲が夏フェスの季節に出来ていたら更に盛り上がったのになー。フェスが終わってから出来ちゃったよオイオイオイ…!まあ、生まれたばっかのこの曲を一緒に育てにツアーに来てよね…!オイ! オイ!オイ!」。

 もも(ボーカル)「初めて聴いた人でもイキモリ(いきなり盛りあがること)が出来る曲になりまし た!コッテリラーメンだけどスルメのような曲!分かるかな~?とにかく、この曲があれば私たちは無敵だぞーー!!!」。

 そしてもう1つのニュースは、チュートリアル・徳井義実とのコラボだ。かねてより「チャランポがお気に入り」と公言していた徳井からチャラン・ポ・ランタンへ直々の依頼により、9月からスタートするチュートリアルライブツアー2015『TUTORIALIST』の舞台音楽をチャラン・ポ・ランタンが担当することになった。

 今年開催された「私立恵比寿中学」ツアーの音楽も担当し大好評だったという実績もあり、今回のコラボレーションの仕上がりにも期待が持てる。

チャラン・ポ・ランタンとは?

 姉・小春/アコーディオン、妹・もも/ボーカルの2人による姉妹デュオ。姉・小春が7歳から始めたアコーディオンは、「インターナショナル・Vアコーディオン・コンテスト」で優勝という快挙を収めた程の腕前。そして17歳で大道芸プロライセンスを取得という「芸のプロ」でもある。妹・ももの活弁師ばりの流暢な喋り、ミュージカルの様な歌唱スタイル、ゆるくも頻発する毒舌。昭和の香りが全開のコブシを効かせまくった歌とアコーディオンの調べは、聴く者を和やかにさせる魅力に溢れている。

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