チュート徳井ら突然のダンスも無難に、トレエン斎藤は膝痛める
チュートリアル徳井義実(42)、トレンディエンジェル、尼神インター、南海キャンディーズ山崎静代(38)が25日、都内でおこなわれた映画『グレイテスト・ショーマン』(2月16日公開)のコラボ動画制作発表記者会見に出席。突然登場したダンサーとともに、映画さながらのダンスを見せた。
『グレイテスト・ショーマン』は、19世紀に活躍した伝説のエンターテイナーが卓越したアイデアと野心で世界中を熱狂させるさまと、ロマンチックな愛の物語を描いたミュージカル。主人公であり伝説のエンターテイナーといわれた空想家の主人公P・T・バーナムを、『X-MEN』シリーズや『レ・ミゼラブル』など二出演したヒュー・ジャックマンが演じる。
また、本作のサウンドトラックを担当するのは、大ヒットミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』のBENJ PASEKとJUSTIN PAUL。ミュージカル女優のキアラ・セトルが歌う主題歌「This Is Me」はゴールデングローブ賞最優秀主題歌賞を受賞している。
映画を見た感想について徳井は「主人公も同じ興行主ですけど、吉本も100年続く興行ですので」と親近感を見せながら「吉本興業ってサーカスみたいなもの、体の特徴を使ってやる人、頭使って公演、漫才、コントとかやっていて、本当にサーカスみたいなものなんです。だから気持ちがわかるというか」と興行の視点での共感点をコメントする。
また山崎は「ミュージカルシーンが圧巻でしたね。またショーに出てくる人たち一人ひとりが見た目に特徴があるんです。ひげがある女性とか。私もボクシングやっている時にひげが生えたことがあったんですけど、その上をいっている人とか」と、冗談っぽい話を交えながらも、体のどこかにコンプレックスを持った人が集まるという構成に、共感を得た様子。
一方トレンディエンジェルの斎藤司(38)は「結婚したばかりなんですけど、すごい共感を得まして、家に帰って(歌いながら)すぐ抱きしめまして。(でも)やめてやめてと言われました」と映画のノリにかなり触発された様子だが、妻まではその感動が伝わらなかったようだ。
本作は先日、注目を集めている登美丘高校ダンス部とコラボした「This Is Me」のPVを発表し、多くの話題を呼んでおり、これに続いて今回はよしもとクリエイティブ・エージェンシーの芸人と、コラボ動画を制作。
この日登壇した芸人のほかにジャルジャル、ピスタチオ、マテンロウ、椿鬼奴、しずるらの面々も参加し制作された。公開は1月29日となる。徳井は「壮絶でしたよ。40~50テイクくらいしたし」と、この日披露されたメイキング映像で当時を振り返るとともに、かなりハードな撮影だったことを語る。
その後イベント会場に、どこからともなく「This Is Me」が流れ、突然5人のダンサーがステージに登場し、映画さながらのダンスを披露。さらにダンサーは芸人たちを即し踊りを披露させる。見事に踊り終えた後に斎藤は「いきなりやるから、膝をやっちゃったじゃないですか!」と膝を押さえて笑いを誘う。
徳井は「いや~覚えているもんですね」と笑顔を見せるも「まずはわれわれのダンスを見てもらい、映画を見てもらうと、キャストの方のダンスがいかにすごいかよくわかりますので」と自虐ネタで笑いを誘いながら、作品をアピールしていた。【取材・撮影=桂 伸也】