(前列左から)野口、齊藤、佐々木、高松、大谷、斎藤、大場。(後列左から)佐竹、諸橋、瀧脇、音崎、山本

 =LOVEが出演する舞台『あにてれ×=LOVE ステージプロジェクト「ガールフレンド(仮)」』が16日の開幕を前に、13日、マスコミ向けの公開ゲネプロがおこなわれた。出演の大谷映美里(20)、大場花菜(18)、音嶋莉沙(19)、齋藤樹愛羅(13)、齊藤なぎさ(15)、佐々木舞香(18)、佐竹のん乃(19)、高松瞳(17)、瀧脇笙古(17)、野口衣織(18)、諸橋沙夏(21)、山本杏奈(20)が囲み取材に応じ、今回の舞台に掛ける思いや意気込みなどを語った。

齊藤

 今作は、=LOVEとテレビ東京動画配信サービス「あにてれ」とのコラボレーションによるステージプロジェクトで、2月に第一弾となる舞台『けものフレンズ』を実施。その第二弾となる今回は、高い人気を誇る学園恋愛ゲーム『ガールフレンド(仮)』の舞台化作品に挑む。

 全員を代表して大谷は「より成長した姿を見せられるよう頑張ります。全10公演、役が演じられる期間が長くて楽しみ。12人の個性豊かな女の子を、いろんな場所から見るという楽しみもしてみてほしい。私たち=LOVEが演じる『ガールフレンド(仮)』を是非楽しみにしてください」と本作をアピール。

 舞台がおこなわれる東京・品川プリンスホテルのクラブeXは、ステージが花道状に前に張り出していることもあり、演者の姿を四方から違った覚悟で見られることから、作品の見所を高松は「普段のライブだと真正面しか見られないけど、左右はうしろや横顔も見られます。顔が見えなくても全身が可愛いので、恥ずかしがらずに全部見てほしいです!」と語る。

ゲネプロのようす

 昨日、メンバーは小屋入りをして場当たり確認を実施、その時の様子を高松は「いろんな方向から見られるので、普通より時間が掛かったり、難しい点もあったけど、それを克服して準備万端、あとは全10公演を楽しんで行いたいと思います」と自信満々のようだ。

 一方、稽古期間は短くかなり厳しい時期だったことを振り返りながら、皆自分たちの成長をしっかりと感じた様子。山本は「稽古期間が短かったことであせりもあり、他の仕事との両立でメンバーの気持ちが合わないこともあった」と苦労を回想しながらも「だけど、(先日)日比谷野外音楽堂でライブをやらせていただいたことで、そのころからまた12人で一つのものを作る楽しさを改めて感じました。だから今、メンバー内でもっとよくなるようにとお互いでアドバイスしたりして、そういう気持ちが持てているんじゃないかと。このまま楽しい気持ちで、初日を迎え千秋楽まで走り抜けたいと思います」と=LOVEとしての成長に手ごたえを明かしながら、意気込みを語る。

ゲネプロのようす

 また、役作りについて、齊藤なぎさは「前作に引き続き今作も原作のファンが沢山いらっしゃる方もいるので、アニメなんかを沢山見て研究したり。でも似せ過ぎず自分なりのクロエちゃんを演じることを意識しています」と回想。大谷は「(演出から)“稽古を練習だと思わないでほしい”と言われていたので、家で練習したり。また最近パリに行ったけど、向こうでも練習していた」と語る。皆自身の役作りに意欲的に取り組んだ様子。

 そんな中、佐々木が演じる一ノ瀬友恵は、原作には登場しない、この舞台作品でのオリジナルキャラクター。佐々木は「一枚の絵から全部作り上げていくという形だったので、一緒に成長できるよう頑張りました。最初からできるのではなく、だんだんと楽しくなったり、もっとやりたいと思う友恵ちゃんの気持ちと、自分の気持ちを大事にしました」と、皆と同様に積極的に役作りに励んだ様子を振り返っていた。

 なお、今作でのキャストは以下のとおり。(50音順)

村上文緒役:大谷映美里
望月エレナ役:大場花菜
天都かなた役:音嶋莉沙
朝比奈桃子役:齋藤樹愛羅
クロエ・ルメール役:齊藤なぎさ
一ノ瀬友恵役:佐々木舞香
押井 知役:佐竹のん乃
椎名心実役:高松 瞳
鴫野 睦役:瀧脇笙古
風町陽歌役:野口衣織
櫻井明音役:諸橋沙夏
篠宮りさ役:山本杏奈

【取材・撮影=桂 伸也】

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