USAとTETSUYA、東京五輪盛り上げへ「世界一大きなダンスの輪を」
EXILE USAとEXILE TETSUYAら
EXILE USAと、EXILE TETSUYAが26日、都内でおこなわれた、『TOKYO 2020と祭でつながろう』発表会(主催=公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会)に出席。2年後の東京五輪・パラ五輪に向けた思いや、ダンスへの強い思い入れを語った。この日は、オリンピアンで、バレーボールの大林素子・元選手、バトミントンの藤井瑞希・選手、パラリンピアンであるパラ射撃の田口亜希・元選手、パラ陸上競技の山本篤・選手も出席した。
この日のイベントでは、東京2020公式ライセンス商品における夏の新商品や浴衣のお披露目と、「東京五輪音頭-2020-」をより広めるための本年度の新たな展開、全国の盆踊りなどの会場で「東京五輪音頭-2020-」を広める“踊り隊”などを発表。また「東京五輪音頭-2020-」の新しい振付である「東京五輪音頭-2020-『ゆうゆう踊ろう』」を“踊り隊”が会場で輪になって披露、大林、藤井、田口、山本も“踊り隊”の一員としてその輪に参加、踊りを楽しんだ。
USAは10年前から「DANCE EARTH」というプロジェクトで、世界中の民族とも踊りを通じて触れ合っている。2013年から日本の祭りを巡る旅も始め、これまで15、6カ所を訪れているという。そんな旅を振り返りUSAは「踊りというのは、初めて会った人でも、国や言葉が違っても、踊り合ったことでひとつに通じ合えるという体験をしてきました。こんな素晴らしい踊りの力、ハッピーとピースの輪を、これからも広げていきたいと強く思います」とダンスに対する自身の思いを明かす。
また、先頃おこなわれた平昌パラリンピックの会場を訪れ、数年前からパラアスリートと対談をおこなったりと、パラスポーツへの興味を深めているTETSUYAは、この日披露された盆踊りを絶賛しながら「こういう音楽、ダンス、スポーツ、そして日本の歴史というものが全てミックスされた“盆踊り”というものを、全ての方に楽しんでいただきたい」とアピール。また、パラアスリートへの思いとして「車椅子バージョンは、どういう風に踊れば楽しんでいただけるだろうと、僕なりに皆さんと話しながら、アイデアを出していけたらと考えています」と述べた。
USAは続けて「この踊りで高齢者から子供まで、みんなで楽しめるような踊りにして広められれば。少しでも僕らなりのアレンジも入れたりとか、いろいろその土地ごとの特色が出て、色んな味が出てきたら、もっと盛り上がる」とコメント。その言葉に司会者からは「ということは、EXILEっぽさも入る?」とたずねられると「どうですかね?」と笑いながら回答。その言葉にTETSUYAは「もう回っていますよね。さらに回るというのもありじゃないですか。楽しければなんでもありだと」とフォロー、会場を沸かせる。
2年後へ向けた意気込みとしてTETSUYAは「ちょうど今、サッカーが盛り上がったり、来年はラグビー、その先に2020年があったりと、スポーツが盛り上がる2年間なのかと思っています。その中で、スポーツとエンタテインメントが融合すると、すごく皆さんの笑顔が生まれたり、応援する力とか、それが日本の元気につながると信じながら活動したいと思うし、僕らもこういうイベントにどんどん参加して盛り上げられたらと思います」と強い思いを言葉にする。
またUSAは「自分もダンスの力で、この大会が最高の大会になるように盛り上げていきたい。世界一大きなダンスの輪を作って、ダンスの世界記録を作るという夢を持っています」と思いと共に、ダンスを通じて抱いた夢を明かした。【取材・撮影=桂 伸也】
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