ピンクレディーになりたい、alom つんく♂作詞作曲でデビュー
INTERVIEW

ピンクレディーになりたい、alom つんく♂作詞作曲でデビュー


記者:小池直也

撮影:

掲載:18年06月24日

読了時間:約11分

平成のピンクレディーになりたい

alom(撮影=冨田味我)

――ちなみに、お2人が歌手になろうと思ったのはいつ位なのですか?

小室さやか 先ほども少しお話しましたが、モーニング娘。さんを見て歌手になろうと思ったのが幼稚園の時でした。憧れただけではなくて、その時私も本当になろうと決めたんですよ。だから自作した曲を家族の前で披露していました。小学生の時からエイベックス・アーティストアカデミーに通っていて。

 家族の前で発表した曲は「ピーマンなんか大っ嫌い」というタイトルでした。でも本当は大好きだったんです。幼いながらにそういうフレーズがあるあるで良いだろうなと計算していたんだと思います(笑)。鼻歌で適当に作っていました。

寺田真奈美 私は滋賀県出身なんですけど、コンビニも全然ないくらいめちゃくちゃ田舎なんですよ。中学生の頃から目立ちたがり屋で、有名になりたかったんです。遊びにいく所もないので、毎週末、親友とカラオケに行くという日々を過ごしていました。それが唯一の楽しみになって「有名になりたい。都会に出たい。よし、歌手になろう!」と思い立ったんです。

 上京してからは田舎が恋しいです(笑)。去年までは大阪に6年間いたんですけど、大阪では山が見えてたんですが、東京に来たら山が見えないことが本当に驚きでした。都会なんだなと。ちなみに私が最初に作った曲は面白くないんですけどタイトルが「Miss you」でした。

――alomを結成してから、苦労や葛藤を感じる事があったらお聞きしたいです。

小室さやか これまで1人で活動してきたので、2人ユニットは初めてでした。なのでパフォーマンスや歌声をどう合わせるのかを考えるに苦労しましたね。1人では絶対表現できない楽曲ですし、そこをどう見せていくか。

寺田真奈美 私はソロもユニットとしても活動してきた事があります。仲間がいるとすごい安心感があるんですよ。めちゃくちゃ緊張した時も触れるだけで、頑張ろうと思えるんです。

小室さやか 本番前に必ず「一緒やで」と言ってくれるので、熱いんですよ(笑)。

寺田真奈美 2人でも言えない事とかもあるじゃないですか。でも私はこの子(小室)を信頼しているので、何でも言えるんです。さやかも何でも言ってくれます。ケンカもすると思うし、「何言ってんのこいつ」と思う事もお互いあるけど、もっとチームワークを高めて良いアーティストになっていければなと。

――今後のライブなどは?

小室さやか ライブは7月以降に予定されています。ライブが大好きなので楽しみですね。東京だけじゃなくて、alomとして地方も周れるアーティストになれたらなと思っています。単独でのライブも来年にはできたら良いなと。

寺田真奈美 初披露してから、まだ2回しかライブが出来ていないんですよ。なのでまだ緊張するところはありますね。衣裳のヒールが高かったり、ずっとハモリだったり、難しい点もたくさんなので、7月までにもっと鍛えて完璧なステージをお見せできる様にします。

小室さやか 平成のピンクレディーさんを目指しているので、歌もダンスも完璧なアーティストを目指したいなと思っています。最近だとAKB48の柏木由紀さんと渡辺麻友さんが「UFO」をカバーしていたりしたので、頑張りたいですね。

――では最後に読者にメッセージをお願いします。

小室さやか まだまだ駆け出しですが、「恋する乙女は雨模様」は中毒性のある楽曲になっているので是非皆さん聴いてみてください。カラオケで歌ったり、歌ってみた動画をアップして頂けると嬉しいです。よろしくお願いします。

寺田真奈美 初めて知って頂いた方もたくさんだと思いますが、私たちの個性をどんどんアピールしていきたいです。是非注目してください。

(おわり)

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