生田絵梨花「心で歌ってる感じで感動した」トニー賞授賞式で刺激
INTERVIEW

生田絵梨花「心で歌ってる感じで感動した」トニー賞授賞式で刺激


記者:編集部

撮影:

掲載:18年06月02日

読了時間:約3分

 生田絵梨花(乃木坂46=21)が、日本時間6月11日にWOWOWで独占生中継される『生中継!第72回トニー賞授賞式』のWOWOWスタジオ・ナビゲーターを、井上芳雄とともに務める。

 生田は、乃木坂46のメンバーであり、ミュージカルでも活躍中。現在、ミュージカル『モーツァルト!』に出演中の生田は、昨年最多12部門にノミネートされた『ナターシャ、ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・オブ・1812』の日本版に出演することも決まっており、トニー賞との縁もある。今回は、同じく同作品に出演する井上芳雄とともにスタジオでトニー賞を盛り上げる。

 そんな生田が意気込みを語った。

 今回スタジオ・ナビゲーターに参加する心境を、「演劇・ミュージカル界で、トニー賞は誰もがいつも目を輝かせながら楽しみにしているイベントなので、ナビゲートをさせていただくというのは本当に光栄であり、恐れ多い気持ちでもあります。日本ではまだトニー賞を知らない方もいらっしゃると思うので、今回をきっかけにトニー賞で素敵な作品、素晴らしい演者の方々を知っていただき、ミュージカルをもっと好きになってくれる人が増えたら嬉しいなと思います」と述べた。

 トニー賞のことはミュージカルで共演する先輩たちから聞いていた生田だが、本格的に見たのは昨年の放送が初めてだったという。当時の感想を、「みなさんなんて気持ちよさそうに歌うんだろうと。それ自体に感動を覚えました。私が歌う時はすごくいっぱいいっぱいになっていて、『こうしなきゃ』『ああしなきゃ』と思っているんです。本当に全身で、“心”で歌ってる感じが、やっぱり向こうの人ならではだなって思い感動しました」。

 更に『ナターシャ、ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・オブ・1812』のパフォーマンスも放送で見ていたといい、「ステージと一体になってる感じがすごく面白いと記憶に残っていた作品を、まさか自分がやらせていただくことになるなんて!」と不思議な縁を感じていたようだ。

 今回のノミネート作品で注目しているのは、学園もののコメディ映画をミュージカルにした『ミーン・ガールズ』。「映画を見ているんですが、女子ならわかる『あるある!』という感じで笑えたりとか、勢いを感じました。それがミュージカルとして楽曲に乗せられた時にどんなものになるのか、まだ楽曲を聞いていないので、当日のパフォーマンスがすごく今から楽しみです」。

 自身もコメディ作品に挑戦したみたいという意欲もみせ、「これまでピュアな役柄が多かったので、意外性がある役とか、コメディですごく笑えるものもやってみたいです」と明かした。

 更に「どの作品が受賞するか、当日披露されるパフォーマンスにもワクワクしています。日本のスタジオでもパフォーマンスをやるので楽しみにしていただけたらと思います。スタジオのゲストの皆様と感想を語り合いながら授賞式を盛り上げたいです」とも語った。

 ◇

 トニー賞は、該当期間中にニューヨークで上演された演劇、ミュージカル作品を対象に贈られる賞で、アメリカ演劇界でもっとも権威のある賞。豪華な顔ぶれの受賞者やゲストたちがステージで披露する最新の演劇ミュージカルのショーの数々は圧巻で、ブロードウェイを華やかに彩る年に1回の祭典。

 WOWOWのオープニングは、井上芳雄×生田絵梨花×坂本昌行による豪華コラボレーションが実現。大ヒットミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』より「ザ・グレイテスト・ショー」「ディス・イズ・ミー」をメドレーで届ける。

放送概要

生中継!第72回トニー賞授賞式
6月11日(月)午前8:00 (同時通訳)[WOWOWプライム]
司会:サラ・バレリス、ジョシュ・グローバン
WOWOWスタジオ・ナビゲーター:井上芳雄、生田絵梨花

WOWOWトニー賞・アンバサダー:宮本亜門スペシャル・ゲスト:坂本昌行
トニー賞直前SP in NY
6月10日(日)午後3:30 [WOWOWプライム]
無料放送出演:井上芳雄 生田絵梨花 坂本昌行

※出演者3名のインタビュー記事もHPに掲載中。
番組HP http://www.wowow.co.jp/stage/tony/

6月16日(土)夜7:00 [WOWOWライブ] 第72回トニー賞授賞式(字幕版)
詳しくは特設サイト ⇒ http://www.wowow.co.jp/stage/tony/

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