一人ひとりが“SHINY LADY”に、TPD 新体制未来への第一歩
INTERVIEW

一人ひとりが“SHINY LADY”に、TPD 新体制未来への第一歩


記者:村上順一

撮影:

掲載:18年06月02日

読了時間:約11分

一人ひとりがSHINY LADYに

脇あかり(撮影=冨田味我)

――今回のMVもまた今までとは違った仕上がりになっていますね。ダンスのコンセプトは?

橘二葉 人間とAIです。歌うときは人間、バックで踊っているときはAI。サビの部分は人という表情をしているんですけど、間奏など歌っている人以外は無機質なAIを表現しているんです。

高嶋菜七 それもあって踊りもロボットのようにカクカクしています。

――人間らしくないという部分を表現するのは難しかった?

高嶋菜七 けっこう無機質でやる曲も過去にあったりするので、そちらはどちらかというと得意分野だなと私は思います。「東京ハッカーズ・ナイトグルーヴ」とかも同系統のダンスかなと。

――見どころはどこでしょうか?

高嶋菜七 今回はプリズムのオブジェや色鮮やかなプロジェクションを使用しました。それもあって今回は全体的にキラキラしているんです。こんなにキラキラしているのは今までなかったので、そのキラキラ感を見て欲しいです。あと、今回はいつもよりダンスシーンが多いんです。そこも見どころです。

――目がアップになるところがありましたが、あれは上西さんがカラコンを入れて?

上西星来 そうです。青色のカラコンを入れてやりました。アニメのレイシアが青色の目をしていて、それとリンクしています。

――この6人の中で上西さんが選ばれた理由は?

脇あかり 「一番AIっぽい」って監督さんに言われてました(笑)。

上西星来 今回の髪型ですかね? 自分でもなぜ抜擢されたかは謎なんです。

――一瞬入るエビ反りのジャンプシーンも印象的でした。これはライブでも観れるのでしょうか?

浜崎香帆 2番のサビでそのシーンが出てくるんですけどあれは大変でした。今の所は「いつかやってみたいね」という感じなんです。裸足かペッタンコの靴だったらできると思うんですけど...。そこまでのMVの展開とは異なって、一心不乱にコンテンポラリーダンスをするところもぜひ見てほしいですね。

――みなさんヒールのブーツ率が高いですからね。そうするとなかなか生で見れないかもしれないですね。やっぱりヒールで踊るというのは大変ですか?

脇あかり 大変なんですけど、慣れはあると思います。

櫻井紗季 昔はパンプスで踊ることも多かったんです。今はショートブーツやブーツが多いんですけど、パンプスだとヒールがさらに細いので、よりバランスがとりにくくて。当時、外反母趾の私と星来ちゃんはけっこう痛い思いをしました(笑)。パンプスは重心にクセが出ちゃうんです。

――でもその辛さを見せないダンスですよね。今は外反母趾は大丈夫でしょうか?

櫻井紗季 今はパンプスを履かなくなったので大丈夫です(笑)。

――それでは最後に5周年記念のライブ『The 5th Anniversary ダンスサミット』が6月3日に日本橋三井ホールで開催されます。(取材日は5月中旬)

橘二葉(撮影=冨田味我)

高嶋菜七 セットリストが決まりまして、それに向けて今日もこの後リハーサルなんですけど、新しいダンスの振り入れなど色々始まります。

――セットリストはどういった感じになりました?

高嶋菜七 新体制としてのTPDもたくさん見て頂けるような、そして5周年をみんなで祝えるようなセットリストになっています。ゼロからのスタートではなく「第一歩」というのがテーマです。第一歩目だけど5周年で今まで積み重ねてきたものも大事に、という一歩です。

櫻井紗季 今回はお祝いというよりかは、未来に続くように私達の意思表示、決意を届ける公演にしたいと思います。

上西星来 東京パフォーマンスドールが6人体制になって、一人ずつが目立つ場面が今後多くなってくると思うので、一人ずつの名前と顔が一致できるような、一人ずつが輝けるようなグループになっていきたいと思います。それが個人活動などにも繋がっていけるようなグループになって、結成5周年ライブはこれからの自分達の未来を見据えて、先に繋がるようなライブにしたいなと思います。一人ひとりがSHINY LADYになりたいです!

(おわり)

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