【インタビュー】がむしゃらに頑張る姿を通して力を、BOYS AND MENの「進化理論」【音楽】

欠かせない、勢いと熱さと男らしさ

――カップリングに収録されている、「サムライチョップ」と「かましてこうぜテッペン」の２曲はとてもボイメンらしい曲だなと感じました。

辻本達規　この2曲はノンタイアップだから、ほんと純度100%なボイメンの曲に仕上がっているなと思います。

平松賢人

――とても男気あふれた表情ですしね。

辻本達規　男気な面は、昔から僕らが大事にしてきたところです。勢いと熱さと男らしさと汗くささは、ボイメンには欠かせない部分だなと思います。しかも今回収録したカップリングの２曲はともに、「細かいことを気にせずガツンと突き進もう」じゃないけど、ボイメンの持つがむしゃら感がすごく出ているからね。

小林豊　細かいことは気にせず、ガツンとがむしゃらに突き進む。その勢い感は、確かに両方の曲に出ています。

辻本達規　僕らは技術のグループじゃなく、ワーッと勢いで突っ走ってくタイプのグループ。だからこそ、そこを大事に出せたなと思う。

――その姿に元気をもらっている人たちも多いと思います。

小林豊　僕ら自身は、逆にみんなの言葉から元気をもらっていますから。

――改めて、完成した最新シングル「進化理論」について言葉をいただけますか？

辻本達規　「進化理論』」は一人でも多くの子供たちの記憶に残って欲しい楽曲になりました。今、アニメ番組を通して聴いている子供たちが大人になったとき、「あー、あの頃はこの歌をすげぇ聞いてたな」「なんか元気になれてたんだよなぁ」など、心に残る楽曲になれていたら嬉しいですよね。それくらい、子供たちの心へぶっ刺していきたい歌なんです。

――ボイメンは応援してくれるファンの年齢層も幅広いんですよね。

辻本達規　0歳から83歳までいますからね。

小林豊　なんで、上の世代の年齢を限定する（笑）。

辻本達規　実際にライブへは、二世代どころか三世代まで来てますから。それくらい、いろんな世代の方々に支持を得ていることが僕らの誇りであり、ボイメンとしてずーっと大事にしていきたいところなんです。

小林豊　今回のシングル盤は、これまで応援してくれてる人たちの心にはもちろん、今回「初めまして」になる人にもしっかり響いてゆく楽曲たちばかり。ぜひ、ここから更に輪を広げていきたいなと思っています。

平松賢人　こんなに勢いがあって、元気で、がむしゃらで…という３曲を一枚にまとめあげたシングルってなかなか無いと思います。何より、これを聴くと元気や勇気をもらえると思います。なので、ぜひ聴いて心にそういう気持ちを注いで欲しいです。

僕らを見てみんなが笑顔になってくれたら

――「進化理論」は子供たちに向けた曲ですが、その親御さんたちも一緒に聴いていると思います。子供だけでなく、その大人たちへの想いも投げかけていますか？

平松賢人、小林豊、辻本達規

小林豊　がむしゃらに頑張っていく姿勢は、子供も大人も両方に伝わると思っています。むしろ、僕らの姿を通し、そのがむしゃら感を感じてもらえたら嬉しい。

辻本達規　とにかく、僕らの馬鹿みたいな姿を見て、みんなが笑顔になれるのであれば、それが何よりですから。

小林豊　そうだね。僕らは、それがどんなボイメンの姿でもいい。僕らを見た人が笑顔になってくれたら、それが嬉しいんですよ。

辻本達規　僕ら、人の笑顔が大好きだし、個人的にも、人を笑わせるのが好きだからこそね。僕らが下手なりに一生懸命にやっている姿を見て、みんなが笑顔や何かしら心に元気を感じてもらえたら…。一生懸命な姿って、人の心を打つじゃないですか。しかも、一生懸命にやることって、誰にだって出来ることなんですよね。僕らの姿を見て、「明日から頑張ろう」でも「今から頑張ろう」でも、そこは何でも構いません。その人が前を向いて何かをおこなう力になれたら嬉しいですし。そこで頑張り始めた人たちも、その一生懸命な姿を身近な人たちに見せて欲しい。その姿を見て、元気をもらえる人って絶対にいるはずだから。

平松賢人　ほんと、そうだよね。ボイメンはいつだって全力でエネルギッシュ。僕らの活動している姿を見て元気になれたり、触れて良かったなと思えてもらえたら、それが僕らの力になっていくことですからね。