=LOVE、柳沢慎吾

 代々木アニメーション学院と指原莉乃がプロデュースする声優アイドルグループの=LOVE(イコールラブ)が6日、東京・天王洲の銀河劇場で『3rdシングル「手遅れ caution」リリース直前SPライブイベント』記者発表会をおこなった。発表会には、タレントの柳沢慎吾がスペシャルゲストとして登場。初めての共演となった柳沢に対し、メンバーの齊藤なぎさ(14)は「おばあちゃんがめっちゃファンなんです」と世代を感じさせるコメントも、柳沢は「おばあちゃんによろしく言っといて」と笑顔を見せた。

=LOVEの齊藤なぎさと柳沢慎吾

 「手遅れ caution」(16日発売)は、今までの王道アイドルソングのイメージを払拭するようなクールな魅力を表現した意欲作。=LOVEは4日から同会場で「リリース直前SPライブイベント」を3日間にわたって開催していた。

 同曲のミュージックビデオでは乃木坂46など数多くのアーティストの振付を手掛けるCRE8BOY(クリエイトボーイ)が手掛けている。そのMVで見られる“サイレンポーズ”は中でも印象的。その振付にちなみ6日には、パトカーの赤色灯“サイレンポーズ”を持ちネタとしている、柳沢がスペシャルゲストとしてイベントと記者発表会に登場した。

 ライブイベント後におこなわれた、記者発表会。メンバー12人が登場し、柳沢が警察官の格好で登場。野口衣織(18)が「サイレン音はウーですよね?」と聞くと、柳沢は「高いキーで“アー”って言うんだよ。手首を90度に曲げて、腹の底からアーって」と本家のサイレンポーズを指導する場面も。

 「手遅れ caution」について、山本杏奈(20)は「1st、2ndとは違った、全く新しい=LOVEのをお見せできる曲になっています。MVでも禁断の恋がテーマでファンの方も驚いていたのですが、『MVもいいけどライブはもっといいね』と言って頂けました。振付のポーズも柳沢さんと一緒にできてすごく嬉しいです」と語る。

 振付について、柳沢は「数秒ですが入れて頂いて凄く嬉しかったです。最高でした。できることなら、一緒に踊りたいくらい。今日は途中で入ったのですが、袖で一緒に踊っていました。でも、1分持たないね(笑)。若い時に戻りたい」と激しいダンスパフォーマンスに驚いた様子。

 初めて共演した柳沢について、佐々木舞香(18)は「本当に元気な方で、テレビで観るそのままで(笑)。リハーサルの時から優しくして頂いて、本当にいい方だなと」とコメント。柳沢も「リハーサルからすうっと、良い感じで壁みたいなものも無く打ち解けられました。皆さん個性があって素敵ですね」と言い、いい雰囲気でイベントを終えた様子。

 また、齊藤なぎさは「おばあちゃんがめっちゃファンなんですよ。携帯の待ち受け画面にするくらい。『ふぞろいの林檎たち』知っています」と祖母が柳沢の大ファンであることを話すと、柳沢は「14歳の口からそのタイトルが出るなんて泣けちゃうね」と自身が出演した、1983年のTBS系ドラマ『ふぞろいの林檎たち』のタイトルが齊藤なぎさの口から出たことに感動。「おばあちゃんによろしく言っといて」と笑顔を見せた。

=LOVE、柳沢慎吾

 米CGアニメーション映画『マダガスカル』シリーズで、シマウマのマーティとして日本語吹き替え版の声優も務める柳沢。諸橋沙夏(21)は「すごい好きです! ファンです」と声優としても尊敬していると明かした。

 “caution”は「警告、注意」といった意味。プロデューサーである指原に注意を受けたことがあるかと尋ねられると、齋藤なぎさは「ライブの時に表情が乏しいと注意されて、その後気を付けるようにしていました。指原さんにTwitterやメールで『良かったよ』と褒めて頂けるようになったので嬉しいです」とエピソードを明かした。

 大場花菜(18)は、指原に「姿勢がきたない」と猫背ぎみの姿勢について注意されたと語った。柳沢は「休憩の時にすぐ気の抜けたような表情をすることがあるよね? あれはダメ。常に笑顔じゃないと」と芸能界の先輩としてアドバイスを送った。

 また=LOVEは7月1日、東京・日比谷野外大音楽堂で握手会イベントを開催する。齋藤樹愛羅(13)は「『手遅れcaution』をたくさんの人に好きになってもらえる様に一生懸命がんばります!」と意気込み、音嶋莉沙(19)は「すごく大きいステージで緊張しますが、みんなと一緒ならいいステージにできるんじゃないかなと思っています」と自信を見せた。【取材・撮影=松尾模糊】

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