金色に染め上げる!はちみつロケット、勢いの源7人の個性に迫る
INTERVIEW

金色に染め上げる!はちみつロケット、勢いの源7人の個性に迫る


記者:長澤智典

撮影:

掲載:18年03月06日

読了時間:約17分

好きなはちみつの食べ方は

――はちみつロケットというグループ名も印象的ですが、みなさん、はちみつはどんな風に味わっていますか?

森青葉 私はヨーグルトにはちみつを入れて食べたり、食パンにバターと一緒に塗ってはちみつバターパンにして食べてます。

播磨怜奈 私は、直で食べてます。やっぱし、はちみつは直で味わうのが一番です。

塚本颯来 私はカレーにかけます。私、カレーが好きなんですけど、お家以外で出されるカレーって大体が中辛以上なんですね。私は、カレーに辛さはいらない人。辛さがないほうが美味しいと思ってる人だから、辛いカレーが出たときは、はちみつをガーッとかけて自分的に美味しくまろやかにしてから食べてます。

公野舞華 公野は、甘いものが苦手。だから、はちみつも苦手なので食べないです。

塚本颯来 すっごい、見た目は甘いもの好きそうなアイドルキャラなのにね(笑)。

公野舞華 だから、これまでずっと(はちみつが苦手と)黙ってました(笑)。

華山志歩 私は、ピザのクアトロフォルマッジにかけるはちみつが好きです。その食べ方が一番はちみつの良さを活かしてると私は思ってるし、その食べ方が大好きです。

澪風 私は、料理をしてるときに隠し味としてはちみつを入れてます。とくに、生チョコを作るときの隠し味にはちみつを入れると美味しいです。

雨宮かのん 私は、ゆず茶にはちみつを入れてます。はちみつは、飲み物に入れると美味しくなるんですね。とくに、ハニーミルクティーが大好きです。

はちロケ、三大ぶっ飛びナンバー

――みなさん個性的な方たちばかりですよね。その個性を投影するように、歌っている楽曲たちもめちゃくちゃ“ぶっ飛んで”いますよね。

塚本颯来と播磨怜奈

塚本颯来 はちロケの歌は、どれもぶっ飛んでます!

播磨怜奈 「恋メラ」「ギリギリサマー」「WARE-WARE-WA」と、はちロケには三大ぶっ飛びナンバーがあるんです。

塚本颯来 特に「恋メラ」は、あまりにも情熱的な楽曲で、ファンの人たちも聞いてビックリしてたくらいなんです。

播磨怜奈 私たちも、「恋メラ」をもらったときには「マジかー」とビックリしてたけどね(笑)。

塚本颯来 はちロケの曲って、どれもアガる歌ばかりなんですね。よく対バンで「恋メラ」を歌うと、初めて観た人たちから、「あっ、メラメラな人たち」って言われるくらい。それくらいインパクトを与えてるみたいです。

華山志歩 はちロケって、本当に多彩な歌があるように、振り幅はかなり広いと思います。でも、2枚のデビューシングルに入れた曲たちは、はちロケにしてはわかりやすい真っ直ぐな歌たちになりました。

播磨怜奈 デビューシングルに入れた6曲は、私たちの中では正統派ナンバーです。だって、それまで歌ってきた曲たちって自意識過剰な女の人の歌とか、ぶっ飛んだ歌詞の内容ばかりだったもんね。

森青葉 勘違い女の歌とかね。

播磨怜奈 地下鉄のホームで目が合っただけで「好き」と思い込んじゃうような、勘違い女の子が主人公だったりもするんです。

森青葉 その勘違いぶりが、私たちっぽさにも重なるんだよね(笑)。

播磨怜奈 みんな勘違い系の女子っていうか…。

森青葉 みんな、自分で自分のことを可愛いと思ってる人たちだから。

はちみつロケット

――自分がグループの中で一番可愛いと思う人は挙手してください。

(全員挙手)

播磨怜奈 でも、2ndシングルの「おかしなわたしとはちみつのきみ」のカップリングに入れた「バカイズム」は、昨日食べたラーメンのお話が出てくるように、はちロケらしいぶっ飛んだ歌だけどね。とにかく、どれも癖になる歌ばかりです。

それぞれに好きな歌詞は

――2枚のシングル盤に収録した歌詞は、どれも個性的ですよね。それぞれ、大好きな歌詞があったら教えてください。

雨宮かのん わたしは「おかしなわたしとはちみつのきみ」の中に出てくる<戻れない過去に思い馳せるよりも 今がいい>の歌詞が好きです。この曲は可愛い曲調だけど、どこか青春の終わりかけみたいな内容なんですね。その歌を通し、私は「今を大事にしなきゃ」と改めて気持ちを確認していました。

澪風 私は、あえて一つ上げるなら『はちみつロケット~黄金の七人~』の中の<はっちゃけが真骨頂>です。はちロケの真骨頂と言えば、やっぱし「わちゃわちゃとはっちゃけてるところ」。それを、改めて気づかされました。

華山志歩 わたしはですね、「おかしなわたしとはちみつのきみ」の<約束だよ?><一緒にいよう?>のセリフの部分です。私、アイドルの歌の中でも、メンバーが言ってるセリフの部分にグッときちゃう人だし、自分でもセリフを言いたい人なんです。「おかしなわたしとはちみつのきみ」ではかのんちゃんがセリフを担当してるんですけど、私的にそこの2つのセリフはキラーフレーズになってます。

――アイドルソングのセリフパートが好きって、わかる気がします。

華山志歩 アイドルさんが語るセリフって、なんかグッとさせるじゃないですか。しかも、同じ感情のセリフって一つとしてないですよね。きっと「おかしなわたしとはちみつのきみ」を歌うときも、かのんちゃんが毎回、そのときの気持ちを込めた言葉でセリフを言ってくれるから。私はステージで歌いながらグッときてると思います。

雨宮かのん がんばりまーす(笑)。

公野舞華 公野は「フレンドリーム」の<いまこの時間が 終わってほしくないって 願ってる このメンバーで 良かったって 心から 思う>の部分。私がここを歌ってるからではなく、その歌詞通りの気持ちを、私は歌うたびに感じてしまいます。それくらい、このメンバーで本当に良かったなと思ってるし、この関係が終わって欲しくないと、歌うたびに心の底から思ってしまいます。

塚本颯来 わたしは「『バカイズム』が好きなんです。とくに、リズムにノッて<損So損 So損>と歯切れ良く歌うたびに、気持ちがアガッていくんですね。タイトル通りのバカみたいな歌詞なんですけど。その中には「どうせ目指すならナンバーワン」など、グループとして大事な想いが詰め込まれているように、私はこの歌が大好きです。

――「バカイズム」の歌詞に、「昨日食べたラーメンは 宇宙一おいしかった!」とあります。最近食べたラーメンで美味しかったのは?

塚本颯来 志歩ちゃんと一緒にラゾーナ川崎の中のラーメン屋さんで食べた海老ラーメンです。あまりにも美味しすぎて、私たちも馬鹿になってしまったのか、お店の名前を忘れちゃいました(笑)。

播磨怜奈 私は「放課後リフレイン」の<子供じゃてくて大人じゃないけど>です。今のはちロケのメンバーって、みんな歌詞の通りに子供じゃないけど、まだ大人でもない年齢なんですね。その狭間な時期だからこそ出来ることって絶対にあるなと思ってて。だからこそ、そこの歌詞が大好きです。 もう一つが「フレンドリーム」の<練習帰りは アイスで乾杯っ>。理由は、私がそこの部分をセンターに立ってソロで歌ってるからです。しかも、そこのパートでは私だけが違う振りをしているんですね。あの瞬間ほど自分がセンターに立っている実感を覚えるときはないように、そこが大好きなんです。

華山志歩 それ、歌詞が好きじゃなくて、自分が一瞬センターでソロで歌ってるのが好きってことだからね(笑)。

播磨怜奈 でも、そこの瞬間だけは私が一番目立ってる気持ちで歌ってます(笑)。

森青葉 私は「放課後リフレイン」の、<二度と戻らぬ現在を 決して同じじゃない毎日がほら 輝いてる>と<時は戻せない>です。その歌詞を読んで、私は毎日毎日輝き続けられるように生きようと思いましたし、そのためにも今輝かなきゃ駄目だなと思えたんですよね。だからこそ私は、一日一日を大事にしていきたいなと思っています。そしてもう一つが、『ハニートランポリン』の<飛んじゃったら たぶん戻れない>のところ。こういう活動って着地点もゴールもないじゃないですか。一度走り出した以上は後戻りすることなく、夢に向かって頑張っていくのみ。私はその歌詞を、そう心の中で置き換えて自分に言い聞かせてます。

日本中を私たちが金色に染め上げる

――これからはちみつロケットが、どんな話題を世間に巻き起こしてくれるのか、とても楽しみになってきました。

塚本颯来 私、個人的に新聞の一面を飾りたいという夢があるんです。けっして悪いニュースではなく、はちみつロケットとしての良いニュースで、早く新聞の一面を飾りたいから、そこは頑張ります!

――「はちみつロケット~黄金の七人~」も、どこか80年代のアイドルソングの匂いもしてて素敵だなと感じました。

森青葉 きっとこの歌、年配の方が聴いたら「懐かしい」と思ってもらえると思います。

雨宮かのん むしろ、幅広い年代の人たちに刺さりそうな歌だからね。はちみつロケットとして3年間活動をしてきて、ようやくメジャーのスタートラインに立てました。でも、ここからが本番だからこそ、ここから一気にロケットスタート…飛び立っていけるようにがんばります。

森青葉 日本中を、私たちがこれから金色に染め上げちゃいます!

(おわり)

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