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THE ALFEE・高見沢俊彦、初の小説「音叉」第3話発表
今年結成45年のTHE ALFEEのリーダー・高見沢俊彦が執筆する自身初の小説『音叉(おんさ)』の第3話が、月刊小説誌『オール讀物』2月号(文藝春秋)で掲載される。
高見沢初の小説『音叉』は、昨年8月22日発売の『オール讀物』9月号に第1話が掲載され、11月号で第2話が発表された。発表時から、各方面から注目を集め、不定期連載となっていた続編の掲載が熱望されていた。その第3話が、1月22日発売の同誌2月号で発表される。
『音叉」はプロデビューをめざす若者の恋と葛藤をえがいた青春小説。学生運動、フォーク、ロック喫茶など、若者文化が花開いた70年代が舞台となっている。今年初夏の書籍刊行を目指して執筆中だ。
第3話あらすじ
バンドの絆を改めて確認した雅彦たちは、久しぶりの音出しのために啓太の実家の教会に集まった。
しかし、その演奏中に啓太が倒れてしまう。雅彦、啓太、義之、美津夫の四人でのプロデビューにこだわるべきか、雅彦は覚悟を求められる。
一方、雅彦の恋愛にも大きな展開が待っていた。
気の置けない関係になるクラスメイトの加奈子、そして、憧れの美佐子先輩との衝撃的な遭遇――。
1974年、彼らはそれぞれの岐路に立っていた。