THE ALFEEの高見沢俊彦が30日、東京・新宿マルイ アネックス内にある「ゴジラストア Tokyo」の開店1周年記念イベントに参加。高見沢所有の“ゴジラ・ギター”も初披露された。製作に1年をかけたというゴジラ・ギターについて、高見沢は「今まで色んなギター作りましたけど、これが最高峰ですね」と語り、現在開催中の全国ツアー『THE ALFEE 45th Anniversary Best Hit Alfee 2018』の東京・日本武道館公演までに使用したいと明かした。

 1954年に第1作『ゴジラ』の公開以降、現在まで国内計29作品が製作され国民的人気を博する怪獣映画「ゴジラ」。「ゴジラストア Tokyo」は昨年10月30日にオープンした、世界初のゴジラグッズ公式ショップ。ゴジラの大ファンを公言する高見沢が名誉店長を務める。

 来年公開から65周年を迎えるゴジラと同じ年齢の高見沢だが、「小学1年生の時に『モスラ』(1961年)を父親に連れて行ってもらって観て、次の『キングコング対ゴジラ』(1962年)でハマりましたね」とゴジラとの出会いを振り返る。

 高見沢は「店長割引一切ないですから(笑)。ネットで積極的に買っています」とゴジラグッズは常にチェックしている様子。

 また、2016年に公開された『シン・ゴジラ』のこたつを購入したという高見沢だが「俺、こたつ使う生活してなかった(笑)。だから使えてないんですけど…」と明かす。

“ゴジラ・ギター”

 イベントでは、製作に1年ほどかかったと言う、“ゴジラ・ギター”もお披露目された。高見沢は「今ツアー中で23日・24日に武道館公演があってそれまでには弾けたらいいな」と現在開催中の全国ツアー『THE ALFEE 45th Anniversary Best Hit Alfee 2018』武道館公演での使用を目指すという。「どの曲を弾くかだよね、『星空のディスタンス』か『メリーアン』でもいいし」と使用曲候補についても明かした。

 ゴジラの身体がそのままボディとなっているゴジラ・ギター。高見沢は「ギターを設計する人と一緒に携わって1年くらいかかりました。一番難しかったのは勝手に作れないということですね(笑)。東宝さんに許可をもらわないといけないので。でも、すぐに許可はもらえました。僕がゴジラ好きだと知っていたみたいで。全部手彫りなんですよ。ステージで使いたいので、音にもこだわりました。今まで色んなギター作りましたけど、これが最高峰ですね」とその出来に満足しているようだ。

 ギターコレクターとしても有名な高見沢。所持ギターについて「545本持っています。置き場所は3人で倉庫を借りて。ツアーで30、40本使います」と語る。

 ゴジラグッズについて「ユーザーと同じ感覚で買っています。フィギュア系が多いのですが、マグカップとか。高いんですが、ギターよりは安いんで大人買いしちゃいます」と名誉店長らしい発言も。

 さらに「グッズは楽屋とかスタジオに常に置いています。メンバーはもうあきらめてますね(笑)。でかいシンゴジラのフィギュアはトレーニングしながら見ています」とその置き場についても話す。

 また、イベントではハリウッドで活躍する日本人アーティストの田島光二氏の開店1周年記念イラストも公開された。ゴジラとキングギドラが対峙する様子が描かれているイラストを見て、高見沢は「頭が三つあるから、どうしてもTHE ALFEEと重ねちゃうんだよね。3人の頭にしたら面白いと思うんだけどね(笑)」と会場の笑いを誘った。

高見沢俊彦

 ゴジラの魅力について、「初めて触れたSFのヒーローなんです。当時はヒールで主役というのが憧れましたよね。アウトサイダーの象徴だったので、それからずっと」と言い、「来年で65年ですか、背びれがしっかりしていますよね。僕も髪の毛しっかりしていかないと!」と気を引き締めた。

 そして、高見沢は「永遠のヒーローなんで、どんなゴジラが来てもついて行きます。THE ALFEEも結成45周年です。ゴジラも続けていくことが大事なので、続けて欲しいです」と店舗の益々の繁盛に期待を寄せた。【取材・撮影=松尾模糊】

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