NHK紅白
Superfly、愛を込めて2年振り復帰 輝く未来へ花束を
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越智志帆
【第68回NHK紅白歌合戦、31日、NHKホール】越智志帆(33)のソロユニット・Superflyが、「愛をこめて花束を」を紅白で歌唱した。昨年6月に体調不良を理由にライブ活動を休止。2015年の紅白以来2年ぶりとなるステージ復帰となった。通算4枚目のシングル「愛をこめて花束を」は2008年2月にリリースし、瞬く間に100万ダウンロードを突破したSuperfly代表曲のひとつ。
プロボクサーで現WBA世界ミドル級王者の村田諒太選手は「国際大会に出始めた時に尻込んでしまってなかなか勝てなくて...。その時にSuperflyさんのこの曲に出会って、オリンピックにつながったり、今につながるきっかけをくれたかたです。この場で聴けることが光栄なんです」とこの楽曲とのエピソードを明かした。
マイクスタンドには花があしらわれ、まさに花束とともに歌い紡ぐよう。凛とした前向きにさせてくれる声で「愛をこめて花束を」を届けた。歌うその目はキラキラと輝き、伸びやかな歌声を披露。そのエネルギーに満ちた歌声は健在で、久しぶりのステージだということを感じさせない。
楽曲後半には客席に紙吹雪とともに花が降り注ぐ幻想的な演出。楽曲の世界観を後押しし、感動を誘った。【村上順一】