ももいろクローバーZ扮する、ももくろちゃんZが28日、東京・お台場の日本科学未来館で企画展『MOVE 生きものになれる展 ―動く図鑑の世界にとびこもう!―』の趣旨説明会に出席した。この中で動物の求愛ダンスを実際に踊ってみる『LOVEダンスゲーム』を体験した百田は「『こんなポーズするんだ!』という発見がたくさんありました。真似すると求愛成功率が上がります」と話した。

 この企画展は講談社の『動く図鑑MOVE』のコンテンツや世界観をベースに作られた、五感で生物の知恵や技術を体感できる展覧会。ももくろちゃんZがこの展覧会の応援団に就任し、今回の説明会に出席する運びとなった。ちなみに、ももくろちゃんZは幼児番組『ぐーちょきぱーてぃー』でももいろクローバーZが名乗っているグループ名。百田夏菜子がおひさまかなこちゃん、玉井詩織がたんぽぽしおりん、佐々木彩夏がぽっぽーあーりん、有安杏果がもしもしももかちゃん、高城れにがれいにーれにちゃんとそれぞれ名乗っている。

 イベントに登場したももくろちゃんZ。まずは、応援団に就任した時の感想を百田が「私たちは生き物が大好きなので、応援団に決まったときは嬉しかったです」と語った。企画展を先行して体験した感想は、玉井が「大人も子どもも楽しめるんじゃないかなと思います」、百田が「めちゃめちゃ楽しかった。1度目は失敗したりもしましたけど、2回目はクリア出来てよかった」とコメント。

「MOVE 生きものになれる展」応援団に就任したももくろちゃんZ

 その後、1番なってみたい生き物を問われると、百田が「ナマケモノです。よく性格が似てると言われるので。一日中木にぶら下がっていたい」、玉井が「イルカ。一緒に泳いだ事があり、気持ち良さそうだったのと、ジャンプしたときの景色を見てみたい」、佐々木が「クマ。鮭とはちみつを食べて冬眠したい」、有安が「クラゲ。脳や肝臓がなかったりするので楽かなと思って。写真でとると幻想的で綺麗なんです」、高城が「鶴です。鶴は縁起が良いので長生きできそうなのと、酉年で年女なので」とそれぞれ手書きの絵を見せて回答した。

 その後ダンゴムシ体験のコーナーでは、着ぐるみを着た百田と玉井がアリ役の佐々木、有安、高城から身を守って実際の虫の行動を体験。百田は「なんで丸くなっちゃうのと思ったけど、守られている安心感が凄かった」、玉井は「こんな凶暴なアリがいたら丸まりたい」と話す。動物の求愛ダンスを実際に踊ってみる『LOVEダンスゲーム』についても、百田が「『こんなポーズするんだ!』とか発見がたくさんありました。真似すると求愛成功率が上がります」としてからコウロクフウチョウの求愛ダンスを披露した。

 その後メンバーによる企画展の体験会があってから、記者向けの囲み取材もおこなわれた。この中で、百田は「どのコーナーも凄く楽しくて手の込んだつくりになっていました」、玉井が「親子揃って楽しめることはそんなにないと思う」と感想を述べた。

 多くの体験コーナーがあるなかで、高城は「動物のうんちの匂いを嗅げるコーナーが衝撃的でした」とした。中でも一番驚いたの「ライオンのうんち」だそう。玉井は「スカンクの匂いに驚いた」そうだ。百田はその言葉を恐れて絶対にかがなかったという。

 また天敵から身を守るために身に着けたい特技については百田が「あーりんから身を守る方法。本番直前までお尻をさわられたり、ぎゅってされたりするのでライブに支障が出る」とコミカルな発言。ももくろちゃんZへの求愛ダンスは、と問われた高城は「私たちの決めポーズをやってくれると喜びます」とした。

 ももいろクローバーZとして10周年を迎える来年については、百田が「まさか、10周年迎えられるとは思わなかったです。沢山の方の協力と応援があってのものなので、沢山の感謝を伝える1年になればと思います」と笑顔で話した。【取材・撮影=小池直也】

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