<記者コラム:オトゴト>
 歌手・倉木麻衣のファン想いな一面が印象に残った。14日、東京・羽田空港国際線旅客ターミナルでおこなわれた、冬季イルミネーション点灯式に出席した倉木。ここでは楽曲「渡月橋~君 想ふ~」などを歌い上げたが、合唱で参加した大田区立羽田小学校の児童に笑顔で優しく語り掛けたり、ファンの人々に笑顔で手を振り続けるなど、人柄の良さが滲み出ていた。

 『羽田Sky illumination~誰も見たことのない光~』と題した冬季イルミネーションの点灯式。点灯後にはスペシャルライブをおこない、倉木は人気曲「Secret of my heart」、「Stay by my side」、「Time after time~花舞う街で~」を煌びやかな空間の中で歌い上げた。ライブの最後では、赤く染められたライトアップの中、大田区立羽田小学校の児童も加わり「渡月橋~君 想ふ~」を歌唱、観衆を魅了した。

 倉木は同曲の歌唱中、小学生の前に立たずに小学生の斜め前に立ち歌唱。小学生の姿を客席から見えるように配慮していたようで、その気遣いにも人柄の良さが見られた。

 報道陣向けの撮影の際に、小学生がどこのカメラを見たら良いかわからず、困惑していた様子だったが、倉木が「みんなあの帽子を被っているカメラマンさんの方を見て!」などと支持を仰いでおり、彼女の優しさの一面がとても見られた瞬間だった。

 またイベント終了後に倉木は、再びステージに現れ、詰め掛けたファンに笑顔で手を振ったり「今日は朝早くから来てくれてありがとう!」と感謝を伝えており、ファン想いと律儀さが伺えられた。【橋本美波】

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