D-LITE「30回目まで出来たら」トーク&ライブでファンおもてなし
“トーク&ライブ”全国ソロホールツアー『D-LITE (from BIGBANG) DなSHOW Vol.1』東京公演を開催したD-LITE
BIGBANGのボーカリスト・D-LITEが10月25日、東京・中野サンプラザで“トーク&ライブ”全国ソロホールツアー『D-LITE (from BIGBANG) DなSHOW Vol.1』東京公演を開催した。同ツアーは8月11日の千葉・舞浜アンフィシアターを皮切りに全国18都市39公演をまわる。トーク、ゲーム、ライブなどといった一味違った内容でステージを展開。トークでは観客からの質問に答えたり、ゲームでは観客とバンドメンバーが韓国版“あっちむいてほい”をおこなうなどして楽しませた。ライブでは、新曲「あ・ぜ・ちょ!」や鈴木雅之のカバー曲「違う、そうじゃない」などを含む全6曲を披露。D-LITEは「30回まで出来たらいいな。皆さんも30回まで元気な体でいて下さい」と今後の展開に意気込んだ。公演の模様を以下にレポートする。【取材=橋本美波】
ファンからの質問に答えるD-LITE
この日はあいにくの雨にも関わらず、会場には多くの観客が集まっていた。開場すると、フライヤーが配布され、その中にチョコレートが数個封入されているというD-LITEの粋な計らいが見られた。チョコを見た観客は、嬉しそうな表情をしながら今から始まる「DなSHOW」を楽しみにしているようだった。
開演時刻が過ぎると、シンバル、ドラム、ベースのサウンドが場内に響き渡る。それに乗せ、ピアノ、ギター、男性のコーラスが次々に鳴りだし、黄色い紗幕が上がっていく。すると黒いジャケット姿のD-LITEがステージに登場。
まずは、“本日のトーク”と題したコーナーへ。このコーナーでは、入場の際に観客に配布された「D」と「L」と書かれた2枚の紙を使い、用意されている「D」と「L」の二択の質問を多数決で決めて、D-LITEが答えるというもの。1問目はDに「ソロ曲の中で特に思い出に残っているのはどの曲か?」、Lには「人恋しくなる季節に聴きたくなる曲は何か?」という質問。
観客が上げた紙を見ると、圧倒的にDが多くDの質問を答える事に。D-LITEは、印象に残っているアルバムとして日本ソロデビューアルバム『D'scover』を挙げるが、ソロ曲については「ないかもしれない。選べない。1曲1曲思い出もあるし、凄く好きな曲ばかりを作業しているタイプなので、好きじゃないと作業にならないんです。でもやっぱり、『歌うたいのバラッド』かな」と斉藤和義のカバー曲を解答した。
2問目では、Dに「格好つけようとして失敗しようとした事」、Lに「おススメの韓国土産を教えて」という質問。今回は、圧倒的にDの紙を挙げる観客が多くDの解答へ。この質問では、D-LITEがライブで真剣な話をしている際に、頭上から花吹雪の花びらが一枚だけ落ちてきた事があり、驚いてしまったことが失敗したことだと話す。「花びらが落ちてきたとき、蝶々かと思って怖がって逃げました」と慌てた様子を明かした。
3問目では、Dに「メンバーと無人島に行くなら誰と行く?」、Lに「メンバーと同じ人を好きになったらどうする?」という内容。これにはDの解答が多く、Dを答えることに。その際にD-LITEは、「メンバーと最近会っていないから、この質問が出てメンバーの事を思い出す事が出来て嬉しい」と、率直な想いを語っていた。続けてD-LITEは、無人島に行くなら「ぶっちゃけ一人の方が良い(笑)。一人でも行ける人なんですけど…」と悩みながらも「行かなきゃいけないんだったらV.Iですね(笑)」と解答した。
また、メンバーのG-DRAGONとT.O.Pに関して「一人では無人島に行けないタイプだと思う。心弱いし、凄く人に依存しちゃうパターンなんで(笑)」と二人の寂しがり屋な一面を明かした。SOLに関しては「完璧すぎて、無人島で歌とか歌ってそう(笑)」と言い、SOLの歌をマネする場面も。V.Iと無人島に行きたい理由は「魚獲ったり、踊ったり、ファンタスティックな無人島の生活が出来そう。だからV.Iを選びました! V.I大好きだ!」と語った。
その後も、ファンから出された質問を答えるなどし、会場一体となってトークコーナーを楽しんだ。
後半はゲームとライブでファンと触れ合う
トークの次はゲームコーナーへ。このコーナーでは、「でぃらでぃらD」というタイトルのゲームで、韓国版のあっちむいてほいのじゃんけんがないバージョンをおこなった。親指を立てたり、ピースを横向きにしたり、両手を頭の上に置いたりするという3つのポージングであっちむいてほいをする、といった内容。
このコーナーでは、事前に選ばれたファン3人とバックバンド7人の計10人とD-LITEで勝負を実施することに。だが、思いのほかD-LITEが強く、一回戦目では、D-LITEの勝利。これにはバンドメンバーやファンも納得がいかず、二回線目を実施。バンドチームに、マニュピレーターを務める守尾氏が助っ人として登場するが、またしてもD-LITEの勝利に。これには会場からも、驚きの声と歓声が起こった。
ゲームコーナーが終わると、最後はメインディッシュとなる「ライブコーナー」へ。ライブでは、神々しいシルバーのジャケットに着替え、ステージに登場したD-LITE。4人のダンサーを引き連れて「D-Day」でステージは幕を開けた。笑顔を見せながら、伸びやかな美声を届けた。
D-LITEは「メインディッシュ! 素敵な歌の時間が始まりました! 一番幸せな時です。歌手になって良かったと思えます。皆さんとゲームも話すのも楽しいけど、皆で踊ったり歌ったりする時の一体感が一番良いなって思います」と改めて音楽ならではの良さを語った。
そして新曲「あ・ぜ・ちょ!」や、鈴木雅之のカバー曲「違う、そうじゃない」をD-LITE流に、豪快に歌唱しパフォーマンス。観客も幸せそうな顔で黄色いケミカルライトを振り会場を彩った。
最後のMCでD-LITEは『DなSHOW Vol.1』について「皆さんを喜ばせるという、目標しかないです! このライブが30回まで出来たらいいな。皆さんも30回まで元気な体でいて下さい。皆さんの喜びや幸せは、こっちに任せてください!」と今後についての想いを語った。
ラストにお祭りナンバーのソロ曲「ナルバキスン(Look at me, Gwisun)」を披露し、「皆さん今日は本当にありがとう! また会いましょう! D-LITEでした!」とファンに再会の約束をした。そして、スクリーンに沢山の花火が打ち上げられる映像が流れ出し、フィナーレにふさわしい光景でステージを終えた。
ハワイ公演情報【DなSHOW Vol.1 THE FINAL in Hawaii】のチケット一般発売が、11/1(水)18時よりスタート! 【DなSHOW Vol.1 THE FINAL in Hawaii】 [会場] [チケット料金] ■チケット一般発売日 :2017年11月1日(水)18:00 <チケット発券について> 12月20日(水)発売ミニアルバム情報D-LITE (from BIGBANG) 発売日:2017月12月20日(水) [CD / PLAYBUTTON] [DVD] ■a-nation 2017 ■トさんのオフの過ごし方 in HAWAII その他収録予定 BIGBANGドームツアー情報 |