平井大「僕はいろんなLOVEに支えられています」ツアー最終公演
ライブのもよう
シンガーソングライターの平井大が10月29日に、郡山HIP SHOT JAPANでワンマンツアー『LIVE TOUR 2017 ON THE ROAD』の最終公演をおこなった。7月にリリースされたアルバム「ON THE ROAD」を引っさげ、7月16日の名古屋ダイアモンドホールをスタートに全13公演をおこない、5000人を集客する東京国際フォーラム・ホールAでの公演はチケットが即日完売。各地大盛況で全公演ソールドアウトとなった。
ライブはレゲエナンバーの「Life Song」からスタートし観客を一気に引き込み、続いてアーバンソウルな「Moonlight Satellite」で早くもバンドとの一体感が強く感じられる。おなじみ「Slow & Easy」ではイントロからお客さんが大合唱、そして平井のルーツとして欠かせないカバー曲の「Change the world」「Call me the breeze」「Chicken Fried」を立て続けに披露。途中バンドメンバーによるソロパートに入り、演奏力の高さに圧倒される。昨年のヒットソング「Life is Beautiful」に続き、ジャズナンバーの「Sunshine and Rainbows」では美しい世界観に完全に引き込まれてしまう。ON THE ROADに収録されているボブ・ディランの名曲「Blowin’ in the Wind」は、弾き語りスタイルで歌の意味をしっかりと伝える姿であった。
後半パートでは懐かしいナンバー「Remenber The Days~君との足跡~」「ONE LOVE ~Pacific Harmony~」もあり、「Cradle of Love」「tonight」「Three Two,One」と至極のバラード3連続では感動して涙を流すお客さんもいる。「Home」の最後はバンドメンバー、観客含め大合唱となり、歌い終わるといったんステージから去っていくが再び登場し、ラストの「Story of Our Life」を披露。間奏部分で「今日は本当にありがとう! 僕はいろんなLOVEに支えられています。もちろん、ここに来てくれている皆さんからのLOVEもです! これからも応援よろしくお願いします!」とファンへの感謝を伝えた。
本来であればこれで終了というところだが「今日はファイナルなので、もう1曲僕の大好きな曲をやります!」と名曲「Knockin' on Heaven's Door」を披露。延々と続くバンドメンバーとのジャムセッションは、まさにここから離れたくないと言わんばかりの楽しそうな雰囲気だ。「来月ディズニーのカバーアルバムをリリースするのと、来年年明けすぐに、またライブをやるので遊びに来てください!」と最後に伝え、全21曲のパフォーマンスを終了した。
セットリスト10月29日 郡山HIP SHOT JAPAN |