<写真>華原朋美 去る4月17日に約7年振りとなる新曲、ミュージカル「レ・ミゼラブル」の劇中歌「夢やぶれて- I DREAMED A DREAM -」を日本語訳カバーしリリース。この曲がオリコン13位と8年7ヵ月ぶりにTOP20にランクインした華原朋美が、デビュー曲「keep yourself alive」をはじめとする代表曲をオーケストラ、及びアコースティック・サウンドをベースに全曲リアレンジしたセルフカバーアルバムをリリースすることが決定し、この度その最新ビジュアルが公開されるとともに、アルバムタイトルおよびその全容も公開された。
 6月26日にいよいよ発売される自身初となるセルフカバー・アルバムのタイトルは「DREAM-Self Cover Best-」に決定。かつて“夢やぶれた”彼女が、新たな夢を持って再び一歩踏み出していく、そんな気持ちを表たタイトルとなっている。
 今回のアルバムのジャケット写真撮影は5月上旬に都内スタジオにて行われ、復帰作となった「夢やぶれて-I DREAMED A DREAM-」では、救われない状況にある芯のある女性がテーマだったが、今作のセルフカバーアルバムでは前作「夢やぶれて」とは反対に“今の華原朋美”を美しく描くことに注力。凛とした姿、強い眼差し、本当の意味での復活にかける彼女の想いが一枚の写真に閉じ込められている。
 また、気になるアルバムの全容も公開された。まずプロデュースは「夢やぶれて-I DREAMED A DREAM-」に続き、アルバム全楽曲を武部聡志氏が担当。「夢やぶれて-I DREAMED A DREAM-」の世界観を踏襲しながらも、各楽曲によって抑揚のついたサウンドメイキングをおこない、力強くなった彼女の歌唱力も加わり、名曲たちがそれぞれ"今"の華原朋美が感じられるニューバージョンに生まれ変わっている。
 メインタイトルとなる「I BELIEVE」は総勢35名のオーケストラによる壮大でドラマチックなアレンジ。より洗練された歌の表現力が、シンガー・華原朋美の円熟味を感じさせてくれるものになっている。また「keep yourself alive」「Hate tell a lie」の2曲は原曲の持つエッジーなリズム・グルーヴは残しつつ、バンドサウンドで重厚感ある聞き応えたっぷりの仕上がり。他にもオーケストラによる独特に浮遊感が心地よく響く「save your dream」、ゴスペルクワイヤーとの共演が感動を呼ぶ「LOVE BRACE」「LOVE IS ALL MUSIC」、ピアノバラードに生まれ変わった「たのしく たのしく やさしくね」などまさにアルバム全編がハイライトと言っても過言ではないだろう。
 また、華原は今回のジャケット写真撮影について『ダイエット、リンパマッサージを頑張りました。今までにないモード系の写真に仕上がりました。』また今回のセルフカバー曲の選曲やレコーディングについて『選曲は改めて歌ってみたい曲たちを集めました。いい曲・愛が溢れた曲ばかりです。 今回改めて歌うことになり、気を付けたことは歌詞の意味を意識し、一行一行正しく感情を伝えることでした。皆さんに歌で恩返ししたいです。』などと語った。
 華原朋美が贈る、初のセルフカバーアルバムは、往年の華原ファンならずとも聴きたくなる名曲が2013年音楽シーンに蘇ること必至の1枚だ。

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