赤西仁

 赤西 仁が主宰するレーベル「Go Good Records」と、ユニバーサルミュージックが業務提携したことが分かった。今回の締結は、アーティスト個人の契約ではなく、レーベルとしての業務提携。この理由について赤西は「アーティスト単体の視点では見えない色々な経験を積み、成長していきたい」と述べている。また、業務提携後の最初の作品として、12月12日に、ニューアルバム『Blessed』を発売する。

 赤西は2014年に、個人での活動を開始したのと同時期に、自身が主宰するレーベル「Go Good Records」を立ち上げた。独立後4年目を迎えるなかで、更なる活動の場を広げることを目的に、邦楽・洋楽多数のアーティストが所属し、海外にも強いネットワークを持つユニバーサルミュージックをパートナーとして選んだ。

 一方のユニバーサルミュージックは、赤西がアジアでも活躍をしていることや、彼が作り出す音楽性や作品はグローバルスタンダードであり、国内市場に留めておくのではなく、世界にも発信すべきとの思いで、その活動をサポートするべく今回の業務提携を結んだ。

 これについて赤西は次の通りにコメントしている。

 ◇

 個人的見解でしかないのですが、これからは日本のアーティスト、アクター、クリエイターも、頂いた仕事をこなしていくのはもちろんなのですが、もっとビジネス的に自分達をブランディングしていき、個々の仕事の範囲、可能性を拡大していくべきだと思っています。

 今年で独立してから4年目になります。“Go Good Records”は独立後に立ち上げた個人レーベルなのですが、立ち上げてから、ファンの皆様と大切に一緒に育ててきたものなので、簡単に失くしたくないという思いもあり、UNIVERSAL MUSIC JAPANさんから頂いたオファーに対し、僕の自主レーベルと業務提携というビジネス主体での契約で、自分自身、アーティスト単体の視点では見えない色々な経験を積み、成長していきたいと思い、アーティスト個人での契約ではなく、レーベル業務提携という形を取らせていただきました。

 メジャーレーべルのグローバルなネットワークから刺激を受け、自分の音楽のレベルを上げていき、日本だけではなく、海外にももっと発信していければと思っています。

 ◇

 これに伴い、業務提携後としては最初の作品となるアルバム『Blessed』を12月12日に発売することが決まった。赤西にとっては、前作『Audio Fashion』から約1年半ぶりとなる作品で、ソロ通算7枚目のアルバムとなる。

 その収録内容は、今年5月5日・6日の2日間、東京・国立代々木第一体育館でおこなわれた『JIN AKANISHI LIVE 2017 in YOYOGI~Resume~』で初披露した新曲「Fill Me Up」「Yesterday」含む全10曲となる。

 前述の2曲は、ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)、リアーナ(Rihanna)、ブルーノ・マーズ(Bruno mars)、ファーイースト・ムーブメント(Far East Movement)等の楽曲、プロデュースを手掛けるプロデューサー・チーム、ステレオタイプス(Stereotypes)が楽曲提供する。

 なお、『Blessed』のeはアキュート・アクセントがつくものが正式表記。

この記事の写真

記事タグ 


コメントを書く(ユーザー登録不要)