個展を開くことを目標に絵画を始めたというベッキー

 歌手でタレントのベッキーが7日、東京・渋谷ヒカリエでおこなわれた女性ファッション誌『InRed』(宝島社)が主催するイベント「InRed Red Hot Party」に登場。トークショーをおこなった。ベッキーは、最近絵を描き始めたことを明かし「2019年に個展をやることが目標です」と具体的な目標を宣言した。

 『InRed』は、宝島社が“30代女子”をコンセプトに2003年に創刊したファッション誌。この日は「宝島社30代女性誌No.1『InRed』読者イベント」と題し、30代女性の読者限定500組1000人を招待。ファッションショーやバンドによるライブ演奏などで来場者を楽しませた。

 ベッキーは、ファッション誌の名にちなみ、真っ赤なオフショルダーのドレスで登場。「レッドな感じで大人っぽく、ドレッシーな感じで来ました」と挨拶。トークショーでは、同世代の女性として30代の恋愛トークを展開。来場者からの相談にも応じた。

 MCのナレーター、トムセン陽子にスタイルを褒められると、ベッキーは「いやいや、色々小細工していますよ(笑)」と謙遜。しかし、雑誌の撮影などがある場合は3日前からむくみを抑える為に塩分と糖質をカットするとその心がけを明かす。

「InRed11月号」

 昨年、芸能活動再開したベッキーを初めて広告に起用したのが、宝島社だった。日経新聞の見開きにトレードマークだったロングヘアーをバッサリと切り、一糸まとわぬ姿で背中を大胆に披露し話題となった。ベッキーは「お話を頂いて、インパクトのあるものにしたかったので、私から髪を切りたいと申し出ました。ロングとこの髪型(ショート)では全然違うと思ったので」と振り返った。

 『InRed』については「大人になりたい、でも可愛さも維持したいという願望が絶妙にマッチしている雑誌で、まさか私が出れるようになるなんて」とコメント。

 恋愛についての話題で、ベッキーは「タレント・ベッキーとしてお仕事も応援してくれる人がいいですね。あと、ヤキモチやくので安心できる人が」と好みのタイプを語った。

 イベントでは来場者からベッキーへの質問も。11月には14年ぶりとなる舞台『三途会~私の人生は罪ですか?~』に挑戦する彼女に対し、私生活でも新しいことを始めたか、尋ねられると「アクリル画を描き始めまして。勝手な夢なんですけど、2019年に個展をやることが目標です」と具体的な目標も明かした。

 ベッキーは「勝手に宣言しちゃった。事務所の人ビックリしてるかな(笑)」と秘めていた想いを吐露した様子。

 「上司がダジャレを言って、反応に困っている」という悩みには、「これ、分かります。たまにロケとかで大御所の方が結構言ったりするんですよ(笑)」と相槌を打ちながら、「“ヨッ!”って言ったら一発で終わります。みんなハッピーです」と気軽な対処法を紹介。これには来場者からも拍手喝采が起こった。

2016/9/29 日本経済新聞 掲載
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 そして、結婚観について「結婚を早くしなくちゃいけない訳ではないし、私の周りは結構結婚しているのですが、結婚について予習ができるのでプラスに捉えています」と持論を述べた。

 今年は喜怒哀楽、感情をしっかり出していきたいと語っているベッキー。その「喜」として、お笑い芸人の山口智充と番組の収録で約1年半ぶりに再開し、嬉し涙を流したことを明かした。

 最後にベッキーは「ファッションに仕事に恋愛に色々楽しんでいきましょう!」と来場者に呼びかけた。【取材・撮影=松尾模糊】

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