『ご縁の国しまね』のプレス発表会に出席したEXILE・AKIRAら

 EXILEのAKIRAが5日、都内で『ご縁の国しまね』のプレス発表会に出席。発表会には三代目J Soul Brothersの小林直己と劇団EXILEの青柳翔も出席し、溝口善兵衛島根県知事とともに島根の魅力について語り合った。AKIRAは「歴史や伝統を地域の方が一丸となって丁寧に継承してきたところに魅力がある」と今年世界遺産登録10周年を迎えた石見銀山と島根の魅力について語った。

 『ご縁の国しまね』は、2015年から「島根には本物がある。」をキャッチコピーに島根県の認知向上を目的としたプロモーション展開を実施。そのイメージキャラクターとして、山陰地方で撮影がおこなわれた今年5月公開の映画『たたら侍』に出演しているAKIRAと小林、青柳が起用されている。

 会場では2015年、2016年に作られた3人が島根県を訪れて、地域の魅力に迫るプロモーションビデオのダイジェストが流された。

 青柳は「また島根の魅力を再確認できました」と言い、AKIRAは「島根の空港を降りて、すぐにドーンと直己の顔があって。直己の侍のような守り神のようなポスターがあって、そこに青柳と僕の写真が並んでいて。島根に来る方々は最初に僕ら3人を見る訳ですよね。やっぱり、その責任感というか…島根の方々が僕らを起用して下さったお心遣いというのを大切にしながら2年目、3年目としっかりやっていかないとと思って、感謝しております」と改めて気を引き締めた。

 小林は「僕は正直、あまり知識のないところから始めさせて頂いたのですが、今では島根でお勧めの場所を尋ねられるまでになりました。島根で仕事の時にたまたま入った居酒屋で、大将が『どっかで見たことあんな? あ、ポスターの人!』と地元の方との繋がりもできたので、このプロジェクトには感謝しています」と島根でのエピソードを語った。

 この日は新しい島根県のPVも公開された。島根の自然豊かな風景と歴史ある施設、伝統芸能などを映しだした作品となっている。AKIRAは「本当に各箇所を旅しているような映像ですね」と評価。

 小林は「この2年間で島根を回ってみて、意外にたくさんの外国の方々が訪れていらして“おしゃれ”でもあるなと思いました」と知られざる魅力を語った。

EXILE・AKIRA

 プロモーションでは3人がそれぞれ島根の3つの地域を担当。隠岐地域を担当する青柳は「映画で凄くお世話になっていて。摩天崖の夕日は本当にきれいで皆さんに見て頂きたい」とお勧めスポットを紹介。

 石見地域を担当するAKIRAは「石見は今年、石見銀山が世界遺産に認定されて10周年を迎えて、式典にも参加させて頂きました。世界遺産を10年間、海外に広めるということも大変だと思うのですが、その前に歴史や伝統を地域の方が一丸となって丁寧に継承してこその認定に至ったのだと思います。より世界の方、若い方々にもその魅力をしってもらいたい」とその魅力について述べた。

 出雲地域を担当する小林は「色々な場所に行きましたね。平地から奥出雲と呼ばれる山地まで、電車に乗って色んな場所に行ってもらいたい。鬼の舌震(したぶるい)とか、何でそんな名前になったんだろうと本など読みながら、歴史好きな女性などにも行ってもらいですね」と長い歴史を持つ地域ならではの楽しみ方を提案。

 溝口知事は「映像でさらに多くの人に島根の魅力が広がると期待しています。本当に私たちにとって、有難いことです」と感謝を述べた。

 最後に青柳は「もっともっと成長して、島根県の魅力を伝えれるように頑張っていきたい」、小林は「3年目、また改めて島根の魅力を伝えていけたらと思います」とそれぞれ意気込みを述べた。

 AKIRAは「今は3人が先陣切ってPRさせて頂いていますが、僕としてはその魅力をEXILE TRIBEのメンバーに伝えて、彼らがもっと多くの方々に島根の魅力を伝えれるようになれば」と期待を寄せた。

 なお、今後3人は新たなポスターの撮影などPR活動を展開していく予定。【取材・撮影=松尾模糊】

この記事の写真

記事タグ 


コメントを書く(ユーザー登録不要)