報道陣の呼びかけに笑顔で応じる板野友美

 歌手の板野友美(26)が27日、都内で開かれた、3rd写真集『release』(講談社刊)の発売記念イベントに出席。イベント前には報道陣による囲み取材に応じ「大人になった私をみて欲しい」と写真集に込めた想いを語るとともに「女優業にも挑戦して色んな表情を見せていきたい」と活動の展望も明かした。

【写真】写真集のカット

 AKB48卒業後はセルフプロデュースが多かった板野が「新しい自分自身に出会ってみたい」との思いで、全てを委ねたのが今回の写真集。ダンスで鍛え抜いた美ボディとともに、ナチュラルなありのままの表情を捉えた写真が収められている。

 この日、多くの報道陣が迎えるなか、笑顔で登場した板野。「集大成ともいえる写真集で、私自身一生残しておきたいものになりました」と語った。

 撮影は4月、ハワイで実施。「雨季の時期だったけど一度も雨が降らなかった」と天候にも恵まれた撮影は「スケジュールはハードでしたけど楽しくできた」とし、好物の冷麺も食べられて満足だったと振り返った。

 板野にとっては7年ぶりの写真集。「当時は19歳ぐらい。大人になった私を沢山の方に見て頂けたら」と述べ、「人に委ねて撮って頂いた写真集。全てをお任せして。内から出る人間味のあるナチュラルな私が出たと思う」と、板野が当初思っていた「新しい自分」に出会えたことを明かした。

写真集『release』カバー。撮影=アンディ チャオ/板野友美(写真提供=講談社)

 板野は幼少期、ダンスに勤しみ、ダンスチームの一員として、NHK紅白歌合戦でバックダンサーを務めたことがある。いまも歌手活動のなかでダンスを披露している板野だが、体型が維持できるのはダンスだとし「これからもダンスをやっていきたい」と意欲。内面から出た表情と同じく、見どころの一つとなっている美ボディはダンスによって作られているとも語った。

 この日は、AKB48を卒業してから4年の特別な日。「今回の写真集を出すきっかけにもなりましたが、10代のうちはこだわりが強かった。大人になって気持ちの部分で凄く変わりました。飾られた部分だけでなく、私の良さを引き出して撮ってもらえました。気持ち的にも表面的にもナチュラルになりました」とソロ4年のなかでも写真集は大きな転機になったと明かした。

 その一方で、年齢を重ねたことで変化した意識もあったという。「(ナチュラルになれたのは)年齢もあると思います。10代はアイドルだったのでかっこいい女性に見られたいと思っていました。写真集のタイトルではないけど、解き放たれた。解放された感じです」と述べた。

 板野は歌手活動の傍ら、女優にも挑戦している。今後の活動については「音楽活動だけでなく、女優業にも挑戦していきたい。いろんな表情、いままでのイメージを覆すような、私を見せていけたら。私じゃない誰かを演じるようなことも。新しい事に挑戦して、新しい自分をみせていたけたら」と更なる可能性を目指して様々な活動に挑んでいきたい意思を明かした。【取材・撮影=木村陽仁】

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