小池徹平、自身の原点で後輩に目細め、ウエンツとは「台湾で…」
小池徹平
タレントで歌手の小池徹平(31)が24日、都内でおこなわれた『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト30周年記念 BEST30 御披露目イベント』に出席した。この中で小池は自身が受けたオーディションなどを振り返った。また、イベント後には囲み取材に応じた。
『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』は、雑誌『JUNON』が主催する美男子コンテストで、最終審査では応募者がそれぞれ自分の特技などパフォーマンスする。1988年の初開催から今年で30回目を迎える。このコンテストをきっかけに、芸能界へ羽ばたいていったタレントは多い。小池をはじめ、武田真治、伊藤英明、平岡祐太、中村蒼、菅田将暉など現在、芸能界でも大いに活躍する面々。今回のイベントでは、今大会のベスト30の応募者が発表された。
小池は、イベント冒頭で登場。このコンテストが長く続いている理由を尋ねられると「世の女性にイケメン好きが多いのでは」とし、「自分達が見つけたスターを、身近に感じる部分があるのではないか」と続けた。
また、自身の出場を振り返り「第14回は和気あいあいとしていました」。その時の最終審査では、コブクロの「轍-わだち-」を披露した彼だが「演奏する前にギターの弦が切れて、予備も忘れてしまった」と直前でのハプニングを明かした。さらに「その時、半田健人君が一緒で『切れたまま行くならチューニングした方が良いよ』と言ってくれて。冷静さを取り戻しました」と俳優の半田健人がアドバイスしてくれたという。
そして、今大会のベスト30が総登場。中学生から大学生まで幅広い30人がそれぞれの自己紹介をすると、小池は「年齢の幅が広い。夏休み楽しんだんだろうな、という子もいました」など、“後輩たち”についてコメント。
その後の記者会見では、改めてコンテスト30周年について「僕もびっくり。僕は14回ですから。あんなに堂々とできないくらい緊張していました」と今大会の出場者の落ち着きに驚き、自身の審査パフォーマンスについては「弦が切れちゃったりとかありましたけど、そういうことも追い風になります」と発言。
また、応募のきっかけついては「親がジュノンさんを知っていて、応募しました。昔から興味がありました」とした。歌手としても活動する小池。ギターを特技に選んだ理由は「自分の出来ることが無さすぎて、学生時代フォークソング部でやっていたギターしかなかった」と明かした。
後輩たちに対しては「グランプリとか賞も大事ですけど、そうじゃない人で活躍している人もいる。だから失敗を恐れずに伸び伸びとやってほしい」と期待を寄せた。
小池と親子ほどの年齢が離れた応募者もいるなか、父親役がきたらという質問も。小池は「やりたいです。子どもは可愛いし。よく友達の子どもをあやしているし」と語る。自身が父親になる予定については「今はないですね。その時がきたらタイミングだなと思っているので、細かくは決めていないです」とコメントした。
2016年に解散した男性2人デュオ、WaTの相方であるウエンツ瑛士の話題になると「台湾の舞台に観に来てくれました。仕事も兼ねてですけど(笑)。でも楽しかったです。別所哲也さんも一緒だったんですけど、飲んだりしました」と台湾でのエピソードを明かした。
最後に小池は「長く続いているスターの原石を生み出す素晴らしいコンテストなので、これからも続く様に沢山の方々に知って頂いて、応援して頂ければ」と話した。【取材・撮影=小池直也】