松平健×中山美穂、ワイヤーで空中戦を繰り広げる　迫力の舞台『西遊記』

　片岡愛之助、小池徹平、戸次重幸、加藤和樹、村井良大、藤岡真威人、中山美穂、松平健が５日、東京・明治座で舞台『西遊記』東京公演の公開ゲネプロに臨んだ。

　【動画】松平健×中山美穂が飛び、片岡愛之助×戸次重幸×加藤和樹が激闘繰り広げる：舞台『西遊記』公開ゲネプロ

　１９７８年に「日本テレビ開局25年記念番組」として制作され、一世を風靡した人気ドラマを5年の時を経て、新たに令和版の「日本テレビ開局70年記念舞台」として企画し、大型アクションスペクタクルを創作。

　主演の孫悟空は片岡愛之助、三蔵法師は小池徹平、猪八戒は戸次重幸、沙悟浄は加藤和樹、玉竜には村井良大。三蔵一行が立ち寄る是空国の国王・牛魔王に松平健、その妻・鉄扇公主に中山美穂。２人の息子・紅孩児は藤岡真威人が演じる。

　この日公開されたゲネプロでは、孫悟空の誕生から三蔵一行、牛魔王との出会い。そして、牛魔王と鉄扇公主との戦いを中心に披露された。大画面映像を使用した立体的な空間と迫力の殺陣を見せたかと思えば、ギャグも組み込み笑いを誘う場面も。

　圧巻はワイヤーを使ったフライング。鉄扇公主の扇「芭蕉扇」で吹き飛ぶ金角（藤本隆宏）、銀角（山口馬木也）や孫悟空。更に牛魔王と鉄扇公主による夫婦の戦いでは鬼気迫る殺陣のなかで、ワイヤーで天井高くまで上がり空中戦を繰り広げるなど、舞台全体を使った演出で観る者を魅了した。

　東京公演は、１月６日～28日まで明治座で上演される。

空中戦を繰り広げる松平健×中山美穂