ドラマ主題歌の常識を覆したい、夜の本気ダンス　有意義なコラボ

独自の色を持つフェスに出る気持ちは格別

「TAKE MY HAND」ジャケット写真

――この夏は、ロックフェスにもたくさん出演されますが、特に思い入れのあるフェスはありますか？

西田一紀　僕個人としては、フェスを見るのも行くのも今年の夏が初めてで、中でも『SUMMER SONIC』は僕が知っているくらい有名なので、すごく楽しみです。

鈴鹿秋斗　７月７日に『京都大作戦』に出させていただいたのですが、高校生の頃に見に行こうとして、でもその時は台風で行けなくて。その時のリベンジというわけでもないのですが、今年初めて、それも出る側として行けたのは、感慨深かったです。トリの10-FEETさんのステージを出演バンドがステージ脇で見るのですが、その中に僕らがいるのは、何とも不思議な感覚でした。

　他に『SUMMER SONIC』やガガガSP主催フェス『長田大行進』は、学生時代に客として遊びに行ったことがあって。自分が行ったことのあるフェスは、より嬉しいし楽しみですね。

マイケル　『RISING SUN ROCK FESTIVAL 2017 in EZO』は、一昨年ぶりの出演で楽しみです。ステージから見た景色がすごく思い出に残っているので、出るのが決まったときは、すごく嬉しかったです。

米田貴紀　今、ロックフェスはいろんな時期にいろんな地域でおこなわれていて、出させていただける場所が増えるのは、出る側としては嬉しいことです。その中でも、そのフェス独自の色があって、歴史やストーリーがあるものに出させてもらう時は、自分たちの名前がそのフェスの歴史に刻まれることになるので、気持ちは格別で、より身が引き締まります。

（取材・撮影＝榑林史章）

◆夜の本気ダンスとは　2008年に京都で結成、米田貴紀（Vo、Gt）、鈴鹿秋斗（Dr）、マイケル（Ba）、西田一紀（Gt）からなる４人組ロックバンド。2016年３月にメジャー1stアルバム『DANCEABLE』をリリース。これまでにNHK Eテレテレビアニメ『境界のRINNE』第３シリーズ OPテーマソング「SHINY」や、『モンストグランプリ2017大会』イメージソング「Ride」などを手掛けている。