レッチリ・フリーが引退の噂を一蹴「馬鹿げた話」
レッド・ホット・チリのフリー
レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(Red Hot Chili Peppers)のベーシスト、フリーが引退の噂を「馬鹿げた話」と一蹴した。
同バンドドラマーのチャド・スミスが先日、バンドがツアーを続けるかどうかわからないと述べたことから引退の噂が飛び交っていたものの、フリーはその噂を完全に否定した。
チャドは先日、以下の内容を語っていた。
「俺たちはとあるライブ終了後にヴァンに乗っていて、フリーが『あとどれぐらいライブをし続けるんだろう? どうやって終えるんだろう?』って話してきたんだ。俺は『知るかそんなこと』って。まだレコードを作りたいっていう思いは強いけど、ツアーについてはほんと続けることができるか疑問だよ。アンソニー、俺、フリーはもう3人とも54歳だよ。ジョシュが38か39かな。奴はまだ若い。けどいつまで長いツアー生活ができるかどうか。1年とか1年半ぐらい続くのを普通にやっていたからね」
しかし、ここにきてフリーはバンドが解散危機なのかという噂を「馬鹿げた話」であると、TMZ.comに以下の要旨で語っている。
「知ってるかわからないけど、それは馬鹿げた話だよ。俺らは直近の未来のことすら考えていないし、今はツアー中だよ。はじけているし、魂が燃えているんだ。音楽が俺らを動かしてるんだから。正直に言えば35年前にバンドを結成してから、次はどうなる、こうしようなんて全くわからずにやってきた。このバンドには、まさにこの瞬間と動き続けるエネルギーが根底にあるんだと思うよ」
一方のチャドはメンバーには家族がいることもあって、子供たちと長く離れることが嫌であるとし、次のように語っていた。
「俺らは家族もいるし他の事だってやらなきゃいけない。優先事項がちょっと変わりつつあるんだ。何が自分にとって最善のことかわかってきて。他のバンドのために時間を割く必要はないとかさ。けど依然俺らはライブに来てくれる人たちに感謝しているよ。パフォーマンスは大好きだ。ただ今後どうなるかわからないんだ」
(BANG)