舞台挨拶に出席したパクドル、HERO、岡本玲、アルスマグナの九瓏ケント先生、榊原タツキ

舞台挨拶に出席したパクドル、HERO、岡本玲、アルスマグナの九瓏ケント先生、榊原タツキ

 2.5次元“アルスワールド”の世界で活躍しているK-POPスターのパクドルが24日、都内でおこなわれた『ザ・ムービー「私の頭の中のパクドル」』の舞台挨拶に登壇。この日はヒロイン役の岡本玲、HERO、アルスマグナの九瓏ケント先生、榊原タツキも出席し、パクドルと岡本が劇中で繰り広げるシーン「助けてアルスー!!」を再現し、観客を喜ばせた。

 『ザ・ムービー「私の頭の中のパクドル」』は、4月12日からTOKYO MXで放送されていたドラマ『今夜もLL■(LIVE&LOVE)』のエピソード1『私の頭の中のパクドル』を劇場上映化したもの。実際に開催されたライブの映像と融合したドラマで、ライブをおこなっているアーティストが本人役で出演している。『私の頭の中のパクドル』では、アルスマグナをこよなく愛する冴えないOLが、パクドルと出会いを通じて成長していく姿を描いている。

 同作品で初主演となるパクドルは「このドラマの台本をもらった最初の時から、凄く面白いドラマになると思っていました。初めての演技でしたが、スタッフのみなさん、キャストのみなさんが引っ張ってくれて、楽しかったです」と振り返った。

 ヒロインの玲奈を演じた岡本は「みんなで頑張って作ったドラマが、一つにまとめられて劇場で公開されるのは凄く嬉しく思います。ライブとドラマが融合するという新しい企画で、どんな作品になるんだろう? と台本をもらったときは思っていたんですが、それぞれが更に光る要素になっていて、色んな相乗効果がある作品になっています。ライブのシーンは、ライブに行ってる感覚で楽しんでほしいです」とした。

岡本玲、榊原タツキ、九瓏ケント先生

 パクドルの弟のHEROも同作品で映画初出演。兄であるパクドルに対し「お兄さんも初めてのドラマなのに、主役なんて凄いなって思って…本当に凄いっすね」と感慨に触れた。

 アルスマグナとパクドルがドラマで共演するのは初めて。作品の見どころに関してケント先生は「全部を通してライブも見応えがあるし、ストーリーも面白い。全く飽きずに先生はドラマを見ていました。このスーパースターが忙しい中、来てくれたってことで、凄いありがたいドラマにアルスマグナが出させてもらって本当に光栄」と自身もドラマを楽しんでいたことを明かした。

 タツキは「スーパースターのパクドルさんと共演させて頂くという事だったので、とても緊張したんです」と胸中を明かすと、ケント先生は「でも、撮影の時はね、アルスマグナ自体、岡本さんとのシーンしかない。なので、パグドルさんとのシーンはない…。舞台挨拶で初めてお会いするんですよ。だからこういう方なんだなって(笑)」と語り、笑いを誘った。

 そのパクドルは、アルスマグナのライブにも出演している。ケントは「ライブには来るんですよ。勝手に来て頂いているんですけど、会わないんですよね。僕達が引っ込むと勝手に出てくる(笑)アルスマグナのファンクラブの沖縄にも来ましたからね!」と再び際どい内容を明かすと、パクドルは「僕にもスケジュールがあるからね。友達の朴ウィトに言われるからやっぱり行かなきゃいけないなーって!」と切り返した。

パクドルとHERO

 同作品は、LIVE&LOVEという新しいドラマスタイル。パクドルは「こういうドラマが増えていったらいい。映画館で上映されることによってもっとド迫力だし、ドラマのストーリーが大画面で見れるというのが、より臨場感が出る。感情移入ができるんじゃないかなって思います」とコメントした。

 劇中では、パクドルが詐欺師をやっつけ、玲奈の頭をポンポンしながら「お前は余計な心配するな。俺だけを見てろ」というシーンがある。パクドルは「頭をポンポンして言ったこのセリフがお気に入り。僕もキュンキュンしました」と恥ずかしさを見せながら述べた。

 ケント先生は劇中で玲奈とパクドルによる初デートのシーンがお気に入りのようで、玲奈が叫ぶセリフ「助けてアルスー!!」が生で聞きたいとリクエスト。そして、特別にそのシーンの再現がおこなわれた。パクドルが「P-DRAGON」と名乗り、玲奈を引っ張っていくシーンで、岡本は「助けてアルス―!!」を実演。すると、登壇していたケント先生とタツキは、岡本を引っ張っていたパクドルをステージ袖に追いやり岡本を助け、ファンからは黄色い歓声が飛び交った。

 なお、同作は24日から1週間限定で全国10館で劇場公開される。※■はハートマーク。(取材・撮影=橋本美波)

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